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Compulsive Practice/ Visual AIDS/ Day With(out) Art 2016

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Compulsive

(音節) com・pul・sive     (発音記号・読み方) /kəmpˈʌlsɪv (米国英語)/

【形容詞】
強迫観念にとらわれた(ような)
何かにとりつかれたような
強制的な
きまじめすぎる
    (研究社 新英和中辞典)

 

 

 

脅迫観念にかられるような、やめることのできない日々の習慣。HIV/AIDSとともに生きる、または生きた9人のアーティストとアクティビスト。彼らはどのように、どのくらいHIV/AIDSの影響を受けたのか。ビデオダイアリーや非暴力・不服従、YouTubeやベータマックスなど… 3人のキュレーターが選んだ過去と現在の映像表現から、それぞれの経験や願いを多種多様な方法やスタイルで味わうことができます。

癒し、治療、はけ口、嘆き、記録、コミュニケーションなどその他多くを目的とし、作品のトーンも活気のあるものから詩的なものまで様々です。『COMPULSIVE PRACTICE』を通し見えてくるもの、それはHIV/AIDSとともに生きるアーティストやアクティビストの様々な経験や時代の自己表現、批判、コミュニティなど。

作品は30年という長い期間から選ばれています。しかしその内容は、政府の怠慢に対する歴史的なアクションから近年の課題である暴露前予防(PrEP)やウィルスの検出限界値以下の状況で生活をおくることなど幅広く扱かわれています。

ぜひフルスクリーンでご覧ください。

▶︎ 作品を観る

 

この作品はニューヨークで1988年から活動する非営利団体Visual AIDSによるもの。Visual AIDSは、アートプロジェクトを通し、HIV予防やAIDSに関する意識を高める活動を行っています。他にも、HIV/AIDSとともに生きるアーティストのサポートや作品の保存に尽力を尽くしています。

1989年の12 月1日には「アートのない日」を開始。それは、次々と亡くなるアーティストへの追悼と、HIV/AIDSに対する社会の意識向上のためでした。それ以来、Visual AIDSの呼びかけで全米の多くの美術館、ギャラリー、大学はアート作品を覆ったり、イベントを催したいしています。1996年からは名前を「アートの(ない)日」と変え、この活動は現在も続いています。