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あの夏のアダム|限定配信|トランスジェンダー映画祭 2025春


◎ トランスジェンダー映画祭 連動企画 ◎

 配信期間:3月7日〜3月10日 4日間限定配信!

2006年。全米レベルで同性婚が合法化される10年近く前、黒人大統領の登場がまだ想像し難かった時のアメリカ。ぎこちない思春期を生きる高校生のアダムは親から逃れ、姉のいるニューヨークで夏休みを過ごすことにした。レズビアンの姉ケイシーとともに初心なアダムは都会の刺激的なレズビアンやトランスジェンダーの人々の運動やカルチャーに足を踏み入れる。そして、そこで出会った年上のジリアンに一目惚れ...!しかし、アダムは彼女からトランス男性と勘違いされてしまう。訂正する機会を逃していくうちに関係は深まり、ブルックリンのクィアコミュニティでの経験も増やしていくアダムの状況は、どんどん複雑になっていく。

ドラマ「トランスペアレント」全シーズンでプロデューサーを務めたトランス男性の監督リース・アーンストの長編デビュー作
監督は、Amazonプライム製作のドラマ『トランスペアレント』のプロデューサーで自身でも映画制作を続けてきたリース・アーンスト。スマートフォンもまだなかった2006年にブルックリンに住んでいた彼は、トランスジェンダー男性として、原作小説におけるトランスジェンダーの人々への眼差しをより当事者に寄り添った描写に変換し脚本を仕上げ、若者たちの生み出すクィアカルチャーをぎこちなかった部分も含め内側からの視点で描いている。

主人公アダムの破天荒な姉は、本作発表後に製作されたNetflixドラマ『メイドの手帖』や映画『ドライブアウェイ・ドールズ』、5月に日本でも公開『サブスタンス』で話題のマーガレット・クアリーが演じ、アダムが恋をするジリアン役は遠藤麻衣子の『TECHNOLOGY』やドラマ『アイ・ラブ・ディック』や『マイ・アニマル』のボビー・サルボア・メネズがみずみずしく演じている。その他、ニュアンスあふれる本作にはトランスジェンダーのキャラクターたちが多く登場し、実際にトランスジェンダーやノンバイナリーの俳優が鮮やかに演じている点にも注目!

映画を通じてトランスジェンダーのリアルな経験に触れたり、私たちの社会について考えてみませんか。
トランスジェンダー映画祭は年に数回、オンラインで開催されています。今回はトランスコミュニティを描いた5作品(うち2作品は短編)を配信。作品については、こちらのリンクをご参照ください。
>>> https://tff2025.peatix.com/

トランスジェンダー映画祭2025 春
 + あの夏のアダム

配信期間:3月7日〜3月10日

・Peatixに無料登録のうえチケットを購入しPeatixサイト内で鑑賞してください。
(配信期間にPeatix内の[視聴]セクションから鑑賞できます)
・視聴方法がわからない場合はPeatixヘルプページをご確認ください。
・「あの夏のアダム」配信の収益はノーマルスクリーンの活動継続のためにあてられます。
・本編は日本語字幕付き。日本からのみ鑑賞可能。
・This streaming is available only in Japan and cannot be accessed from overseas.

問い合わせ:normalscreen@gmail.com (ノーマルスクリーン)
主催:ノーマルスクリーン
共催:トランスジェンダー映画祭

Peatixページにて配信: https://adam25.peatix.com