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神はエイズ

同性愛嫌悪を露骨に表現した極右ボルソナーロ政権のなか大胆に制作を続け欧米の映画祭でも熱い視線が注がれるブラジルのクィア映画。なかでもでも注目のグスタボ・ヴィナグリが監督した2作品をTOKYO AIDS WEEKS 2023でスペシャルゲストを迎えたトーク(手話通訳付き)とともにお届け!

12月14日(木) 19:30〜21:30
会場:CASE Shinjuku
(東京都新宿区高田馬場1-28-10 バンフォーレ三慶ビル4階)

『神はエイズ』
(監督:グスタボ・ヴィナグリ&ファビオ・レアル|2021年|82分|ブラジル) 

ブラジルに住むHIV陽性のアーティストと活動家/医師の8人が、世間の無知やゲイ・シーンにおける人種差別、そしてHIV/AIDSに感染した女性たちの存在が十分に知られていないことに対して声を上げる姿をとらえたドキュメンタリー映画。
HIVの流行から40年以上がたち、現在ではHIVに感染しても正しい治療を受ければ検出されないレベルまでウイルスを抑えることができ、感染しない。それにも関わらず偏見やスティグマが世界の多くの地域に蔓延る。
ダンス、パフォーマンス、詩を通して、HIVに対する新しいイメージを提示し、自分たちの身体と死に対する理解を深める。

 ゲスト 
・川口隆夫(ダンサー、パフォーマー)
・マダム ボンジュール・ジャンジ(ドラァグクイーン/アーティスト)
・福正大輔(HIV陽性者/スティグマファイター)

上映後トークには、2021年に「ウイルスがヒントをくれる未来」というテーマでプロジェクト型作品を共同で発表されたダンサーの川口隆夫さん、NPO法人aktaの理事でもあり新宿二丁目を中心に「Living Togetherのど自慢」を50回以上行っているマダム ボンジュール・ジャンジさん、HIV陽性であることを公表し映画や演劇などを通し自らの体験を共有しスティグマと戦う福正大輔さんの3人がそれぞれのクリティヴな表現の経験と本作について話し合います!
*手話通訳あり

資料代:1000円(現金のみ|自由席|事前予約制)
予約ページ:https://forms.gle/LSuehroq4jm61sm77
・開場はイベントの開始の30分前を予定。以下ページより事前に予約してください。
・作品には性的描写がふくまれます。

主催:TOKYO AIDS WEEKS 2023|Normal Screen|科研若手研究「エイズアクティヴィズムと世代継承性の経験的研究」(大島岳)

— 関連上映 —

虎の子 三頭 たそがれない

12月7日(木) 19:30
会場:渋谷ユーロライブ

Earlier Event: December 7
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