2020年2月*ノーマルの気になる催し物リスト

Normal’s List

2020 FEB .

リストはじめて1年たちました!
東京中心に勝手にイベントをリストしています。

〜3/1 上映 ダムタイプ ◎ICC https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2020/special-screening-dumb-type/

〜3/14 展示 グレン・ライゴン「In A Year with a Black Moon」 ◎Rat Hole Gallery https://www.ratholegallery.com/exhibitions/2019/03Ligon/intro.htm

1/25(土)〜 映画『プリズン・サークル』 ◎シアター・イメージフォーラムほか全国公開 https://prison-circle.com/

1/31~2/7 映画『虹色の朝が来るまで』 ◎シネマート新宿 http://www.cinemart.co.jp/article/blog/20190930002678.html

2/1(土) デパートメントH 2099  ◎鶯谷東京キネマ倶楽部 https://ameblo.jp/department-h/

2/2(日) Not Alone Cafe ◎Dragon Men https://twitter.com/NotAloneCafe

2/2(日) シンポジウム『公共政策におけるアートの位置を問いなおす』 ◎東京大学駒場キャンパス https://amseaut.blogspot.com/2019/12/symposium2019.html

2/2(日) 映画『O氏の肖像』 (長野千秋|戦後日本ドキュメンタリー映画再考) ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/documentary201912/#section1-2

2/5(水)& 2/19(水) 映画『ダニエラ 17歳の本能 / Joven y Alocada』 ◎シネフィルwowow https://bit.ly/2RWWs2I

2/7(金)〜 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』 https://www.phantom-film.com/ronit-esti/

〜2/8(土) 写真展「わたしを ここから だして―オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)―」 ◎立命館大学国際平和ミュージアム https://www.ritsumeikan-wp-museum.jp/exhibition/mini/20191205/

2/8(土) 猿とモルターレより抜粋 砂連尾理・垣尾優ダンスパフォーマンス(DOMANI・明日展) ◎国立新美術館 https://domani-ten.com/event/

2/8(土) 映画『かぞくの証明』&トーク ◎Ryusen 112 https://ryusen112.com/ProofOfFamily

2/8(土) 今夜もオーバーナイト! vol.01 (李琴峰、鈴木賢、畑野とまと、笹川かおり、山縣真矢、西新宿パンティーズ、平野太一、宇田川しい)  ◎晴れたら空に豆まいて http://haremame.com/schedule/68406/

2/9(日) トランスジェンダーを語りなおす~マイクロアグレッションって? ◎関西大学梅田キャンパス https://kokucheese.com/event/index/589055/

2/9(日)& 22(土) 映画『TOKYO TELEPATH 2020』(遠藤麻衣子|恵比寿映像祭) ◎東京都写真美術館 https://www.yebizo.com/jp/program/detail/2020-04-06

2/9(日)  映画『恋とボルバキア』(トーク:樹梨杏氏 井戸隆明氏) ◎座・高円寺2 http://zkdf.net/

2/9(日)  映画『これは君の闘争だ』 ◎座・高円寺2 http://zkdf.net/program/program-378/

2/11(火) 映画『Queer Japan』 ◎座・高円寺2(座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル) http://zkdf.net

2/11(火)  映画『ショー・ミー・ラヴ』(リマスター版|トーキョーノーザンライツフェスティバル) ◎ユーロスペース http://tnlf.jp/movie

2/12(水)  映画『SELF AND OTHERS』『阿賀の記憶』(佐藤真|戦後日本ドキュメンタリー映画再考) ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/documentary201912/#section1-2  

2/13(木) 時間を想像するアニメーション――DigiCon6 ASIA(Q&A:山田亜樹、しばたたかひろ、油原和記|恵比寿映像祭) ◎東京都写真美術館 https://www.yebizo.com/jp/program/detail/2020-04-12

2/13〜15 カミングアウトレッスン y/n ◎急な坂スタジオ https://www.tpam.or.jp/program/2020/?program=coming-out-lessons

2/14(金) ビジュアル情報から考えるメディア倫理と私たち(STAND & STAND Still写真展:性暴力サバイバーフォトプロジェクト) ◎東京都人権プラザ https://www.tokyo-hrp.jp/exhibition/feature_2019_03.html

2/16(日) 映画『セノーテ』(小田香|恵比寿映像祭) ◎東京都写真美術館 https://www.yebizo.com/jp/program/detail/2020-04-05

2/19〜23 TELEXPLOSION:テレビ王国の憂愁1980S ◎ゲーテ・インスティトゥート東京 https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/atv.html

2/20(木) 映画『ソーリー・エンジェル』 ◎キノシネマ横浜みなとみらい https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/115

2/21(金)〜 映画『ダンサー そして私たちは踊った』 ◎シネマート新宿、ヒューマントラスト有楽町ほか全国順次公開 http://www.finefilms.co.jp/dance/

2/21(金) 映画『KUICHISAN』(35mmフィルム上映|恵比寿映像祭) ◎東京都写真美術館ホール  https://www.yebizo.com/jp/program/detail/2020-04-07

2/22(土) トーク「アメリカ合衆国に重ならない「私」の声と詩」山口勲, 堀田季何, ヤリタミサコ ◎本屋B&B http://bookandbeer.com/event/20200222a/

2/22(土)〜 映画『ソン・ランの響き』 ◎K’s cinema http://www.pan-dora.co.jp/songlang/

2/22(土)& 23(日) 『美女と野獣』イン・コンサート ◎横浜アリーナ https://www.disney.co.jp/eventlive/beautyandbeast-inconcert.html

2/24(日) 第57回 Living Together のど自慢 ◎スナック九州男 http://akta.jp/nodojiman/2395/

2/25(月) 映画『ナイフ・プラス・ハート』 ◎キノシネマ横浜みなとみらい https://kinocinema.jp/minatomirai/movie/movie-detail/116

2/29(土) トーク『Purple』とエレンの編集・文章・写真術(エレン・フライス×平岩壮悟『エレンの日記』(アダチプレス)刊行記念) ◎本屋B&B http://bookandbeer.com/event/20200229b/

〜2/29(土) 展示 one's behavior(森栄喜, ヨーガン・アクセルバル, 松下まり子, 井原信次) ◎KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net/

2/29(土)& 3/1(日) ARTISTS' FAIR KYOTO 2020 ◎京都文化博物館 https://artists-fair.kyoto/

しばたたかひろ《何度でも忘れよう》2019/10分27秒 (DigiCon6 ASIA at 恵比寿映像祭)

しばたたかひろ《何度でも忘れよう》2019/10分27秒 (DigiCon6 ASIA at 恵比寿映像祭)

その頃、インターネットでは...

・『トモちゃんとマサさん』第2シーズン https://youtu.be/LC_eV6Nug5I
・「まちのほけんしつ」を前橋につくるクラウドファンディング https://readyfor.jp/projects/matihoke
・ビデオ「私たちの知らない日本の入管の現実 “難民”女性が迫る不審死の闇」 https://creators.yahoo.co.jp/takakuratenji/020003638
・玩具デザイナー、キャス・ホルマン「アート・オブ・デザイン | Abstract」on Netflix https://www.netflix.com/jp/title/80057883
・阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材映像アーカイブ https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
・タンズアンタイド関連おすすめポップカルチャー&アート http://normalscreen.org/blog/tu-related
・映画『西北西』 on Netflix http://seihokusei.com/

タンズアンタイド関連おすすめポップカルチャー&アート

2020年1月13日に日比谷図書文化館で上映した『タンズアンタイド』が与えた強い影響は、現在のカルチャーにも見てとることができます。
その一部と関連する作品や作家を日本からもアクセスしやすいものを中心に紹介します!

(配信情報などは、2020年1月現在のもの)

 

Blood Orange / Dev Hynes

イギリス出身のデヴ・ハインズは、自身のインスピレーションとして『タンズアンタイド』でフィーチャーされる詩人のエセックス・ヘンプヒルをあげている。2016年に発表したアルバム『Freetown Sound』収録の『With Him』という曲では、マーロン・リグス(『タンズアンタイド』監督)の遺作『Black Is...Black Ain't』でうたわれる詩をサンプリング(下のビデオの01:07から)。ハインズはこう語っている。“エセックス・ヘンプヒルは90年代に38歳で亡くなっているけど、もし彼に会っていたら、シンプルに「ありがとう」と伝えたと思う。” 

 


Moonlight

近年、黒人のゲイ男性を描いた映画といえば、やはりバリー・ジェンキンスの名作『ムーンライト』(2016)だろう。ゲイであるタレル・アルバン・マクレイニーの原案にジェンキンスの体験も随所に重ね、セクシュアリティやアメリカにおける黒人男性のマスキュリニティの葛藤を描いている。また、両者ともHIV/AIDSと生きる母親を持ち、その体験も反映されている。ジェンキンスのデビュー長編作品『メランコリーの妙薬』(2008)は 、サンフランシスコ映画批評家協会でマーロン・リグス・アワードを受賞している。
→DVD/BR、ネットフリックスなどで配信中|配給:ファントム・フィルム

 
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Pariah

2017年に黒人女性脚本家として初のアカデミー脚色賞にノミネートされたディー・リース(Dee Rees)の長編デビュー作『パライア(アリーケの詩(うた)』(2011/2007年発表の同名短編映画を長編化)は、スパイク・リーが製作総指揮に参加し制作を後押ししたリースの半自伝的物語。ブルックリンに住む高校生のアリーケが同性に惹かれつつも両親や友人との関係の中で自身のアイデンティティに葛藤する姿を描いた、黒人女性の表象が今よりも少なかった当時のアメリカに新鮮な衝撃をあたえた作品。劇中でアリーケがよむ詩が胸にささる。
→ Amazonプライムなどで配信中

 

その他おすすめ映画

『ストロング・アイランド』(N)、『ビールストリートの恋人たち』『私はあなたのニグロではない』『憲法修正第13条』(N)、『マーシャPジョンソンの生と死』(N)、『パリ、夜は眠らない』『ブラックパワー・ミックステープ ~アメリカの光と影~』
(N=ネットフリックスのみで配信|その他作品はネットフリックスなどで配信中)

 


ハイ・リスク―禁断のアンソロジー

1993年に白揚社より発売された本『ハイ・リスク 禁断のアンソロジー』は、エイズ危機の壮絶な体験を表現したアメリカの詩人や作家たちの作品を25本以上収録。ヘンプヒルの「荒い吐息」(山形浩生訳)も読むことができる。現在も東京・下北沢のB&Bや古本屋などで入手可能。


『私はあなたのニグロではない』関連本

ドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』ウェブサイトのブックガイドでボールドウィンやアメリカ公民権運動周辺に詳しい本が紹介されている。
→ https://www.magichour.co.jp/iamnotyournegro/book/


詩誌『て、わた し』

国内外で話題の詩人の作品を日本語で紹介するインディー雑誌『て、わた し』。ウェブサイト説明文に「日本におけるLGBTQ・難民・フェミニズムの詩の作品紹介は必ずしも盛んとは言えません。「て、わた し」はマイノリティの詩の紹介を通じ、日本の文学に新たな種を巻きたいと思っています」とあるように、第5号ではアメリカのJ・ジェニファー・エスピノザ(「トランスジェンダー女性としての生きづらさをテーマに詩を書く」)や第2号では、ベトナム系アメリカ人でゲイで現在高い注目を集めているOcean Vuongの作品が掲載され、第7号では『タンズアンタイド』の翻訳・字幕にも参加した西山敦子さんも翻訳で参加している。
→ http://tewatashibooks.com/category/


Glenn Ligon

リグスやヘンプヒルと同世代で、アメリカを代表する現代アーティスト、グレン・ライゴン。彼は、アメリカにおける黒人や黒人男性のアイデンティティ、セクシュアリティなどをコンセプトの中心にした作品を幅広い手法で発表し、2017年には「Blue Black」(ピューリッツァー美術館)と題した展示のキュレーションも行なっている。彼の個展『In A Year with a Black Moon』は、表参道のRat Hole galleryで2020年3月14日まで展示されている。
→ https://www.ratholegallery.com/


Tiona Nekkia McClodden

フィラデルフィアを拠点に活動するアーティストのティオナ・ネキア・マクロデンは、人種、ジェンダー、セクシュアリティのテーマにソーシャルコメンタリーを交え、コンセプチュアル作品から映画やキュレーションまでを手がけ注目されている。これまでに名があまり知られていなかった黒人の詩人ブラッド・ジョンソンの作品に触発された映像作品「The Labyrinth 1.0」はノーマルスクリーンでも上映しウェブでも公開中。そんなマクロデンは、エセックス・ヘンプヒルがなくなって20年目の2015年、アートの(ない)日にあわせ「Affixing Ceremony: Four Movements for Essex」という彼の詩を題材にしたウェブ作品を発表し、現在も鑑賞できる。4つのアクション(Four Movements)をおこすと作品の全体像が見える仕組みになっている。
→ http://affixingceremony2015.tionam.com/


Lyle Ashton Harris

ライル・アシュトン・ハリスのこの作品「Selections from the Ektachrom Archive」のベースとなっているのは、彼が1986年から1998年に撮った写真をスライドで流す作品。リグスも何回も登場し、ベル・フックスとのツーショットも。なかでもリグスが母と祖母と車中で写っている写真に関し、ハリスは、「AIDSになったブラックのゲイ男性は一人で死んでいった」というステレオタイプとは違う支えなどを感じ取ることができると話している。ここには、ヘンプヒルも登場。

 

2020年1月*ノーマルの気になる催し物リスト

Normal’s List
2020 Jan.

みなさんにとって2020年が健康ですてきな1年になりますように!


★=ノーマルスクリーン関連イベント

1/3~1/9 映画『マックイーン:モードの反逆児』 ◎アップリンク渋谷 https://www.uplink.co.jp/news/2019/53372

〜1/5(日) 髙橋匡太とつくる 参加型ライトアップ(音楽:山中透) ◎箱根・彫刻の森美術館 https://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=949636

〜1/17 展覧会「隔たるふるまい」(中村淳次、_underline、櫻田宗久) ◎大阪・コミュニティセンターdista https://www.dista.osaka/info.php?id=78

1/9(木) #FREEUSHIKU 「ここにいるすべてのひと、ここにくるすべてのひと vol.2」在日コリアン女性と語る、収容所のある社会(ハン・トンヒョン、朴沙羅、MC INKADELIX) ◎渋谷 LOFT9 https://twitter.com/freeushiku

1/10(金) 講演会「世界を揺るがすスペイン・ラテンアメリカ映画|比嘉 世津子」(映像を通して知る言葉の世界) ◎東京女子大学 http://www.twcu.ac.jp/univ/events/cat1284/2019-89829.html

1/11(土)  鍋講座「映画教育のススメ~教育における映画の可能性」  ◎早稲田大学 小野記念講堂 http://eiganabe.net/

1/11(土) パネル展示「#ろうLGBTQ全国アンケート調査」第5回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会実行委員会  https://www.facebook.com/pg/344723392937096/

1/11〜17 映画:寺山修司 x 松本俊夫 ◎早稲田松竹 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/2975

1/12(日) 障害×LGBTQ(植木智、永田けい、山本芙由美 at セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会 2020) ◎大阪・ドーンセンター  https://queertaikai2020.wixsite.com/toppage/e3

1/12(日) #OccupyShinjuku0112 #新宿占拠0112 https://twitter.com/hashtag/新宿占拠0112

1/13(月) 「U=Uに関する国際HIVシンポジウム in Tokyo」 ◎国立国際医療研究センター https://jaids.jp/20200113symposium-form/

1/13(月) 『Tongues Untied タンズ アンタイド』 ◎日比谷図書文化館 http://normalscreen.org/events/tongues-untied/

1/13(月)  akta tag tour ◎スナック九州男 http://akta.jp/

1/13(月) 「S/N」記録映像 上映 + THE OK GIRLS SHOW ◎東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/events/2020/01/20191212161405/

〜1/13 展示「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」 ◎アーツ前橋 http://www.artsmaebashi.jp/

1/14〜2/29 グループ展「one's behavior」 ◎KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net/ja/exhibitions/ones-behavior

〜 1/18 高谷史郎「Topograph / Toposcan」 ◎児玉画廊 https://kodamagallery.com/currentjpn/

1/18~24 映画『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』特別レイトショー ◎早稲田松竹http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/3098#film3

1/18〜3/1 上映 ダムタイプ ◎ICC https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2020/special-screening-dumb-type/

1/18(土) RUSH裁判報告会 ◎新宿区立新宿文化センター https://rushcontrol.jimdofree.com/20191231/

〜1/19 展示「Lovers」(「ダムタイプ|アクション+リフレクション」内) ◎東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/dumb-type-actions-reflections/

1/20(月) 映画『BOYS/ボーイズ』 ◎シネマート新宿 http://www.cinemart.co.jp/dc/o/nomucolle3/

1/20(月) 「第1回新宿区LGBT区民ミーティング〜 新宿区にもパートナーシップ制度を!〜 」 ◎四谷地域センター https://www.facebook.com/events/2446618405558179/

1/22〜26 「天才! 木下惠介監督特集 日本映画の黄金期の頂点」 ◎高知県立美術館 https://moak.jp/event/performing_arts/post_320.html

1/23(木) 映画『帰り道』+トーク(ピープルデザインシネマ2020) ◎川崎 チネチッタhttp://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000112680.html

1/24〜 映画『his』 ◎新宿武蔵野館ほか全国ロードショー https://phantom-film.com/his-movie/

1/24(金)  映画『ターチ・トリップ』(スタンス・カンパニーの軌跡) ◎福岡市総合図書館映像 ホール シネラ http://www.cinela.com/

1/25(土) シンポジウム「動きはじめた世界の薬物政策「薬物使用と非犯罪化〜わたしたちは、どうするのか?〜」 ◎龍谷大学 深草キャンパス https://ata-net2020-01-25.peatix.com/

1/25〜 映画『プリズン・サークル』 ◎シアター・イメージフォーラムほか全国公開 https://prison-circle.com/

1/26(日) 映像集『STILL BEGINNING』アートの(ない)日30周年企画 Visual AIDS ◎Ryusen112 http://normalscreen.org/events/dwa2019  ★ 

〜3/14 展示グレン・ライゴン「In A Year with a Black Moon」 ◎Rat Hole Gallery https://www.ratholegallery.com/exhibitions/2019/03Ligon/intro.htm

〜3/29 展示タラ・マダニ(MAMプロジェクト027) ◎森美術館 https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamproject027/

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その頃、インターネットでは...
・「“性”をダイジェスト(Sex, Explained/Vox)」on Netflix https://www.youtube.com/watch?v=VT-dwsOUv5s
・ビデオ「私たちの知らない日本の入管の現実 “難民”女性が迫る不審死の闇」 https://creators.yahoo.co.jp/takakuratenji/020003638
・短編映像6本「知られざる結末、アクティヴィストの蜂起」 http://normalscreen.org/events/dwa2018
・玩具デザイナー、キャス・ホルマン「アート・オブ・デザイン | Abstract」on Netflix https://www.netflix.com/jp/title/80057883
・映画『アースクエイクバード』on Netflix https://www.youtube.com/watch?v=4i4X1mj-uJQ
・シンポジウム「動きはじめた世界の薬物政策「薬物使用と非犯罪化〜わたしたちは、どうするのか?〜」1/25(土)ニコニコ動画生配信予定
・阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材映像アーカイブ https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
・ウェブドラマ「トモちゃんとマサさん」シーズン2(6話〜)  https://youtu.be/yI0ea8tUD2A 
・マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル https://www.myfrenchfilmfestival.com/ja/
・「まちのほけんしつ」を前橋につくる。クラウドファンディング https://readyfor.jp/projects/matihoke

2019年12月*ノーマルの気になる催し物リスト

DECEMBER
NORMAL's LIST

★=ノーマルスクリーン関連イベント

11/29(金)〜 映画『ぼくと、彼と、』 ◎池袋HUMAXシネマズ http://g-film.net/meandhim/

12/1(日) トーク「アートを通して考える『マイノリティ』と『市民運動』」/講師:あかたちかこ氏(大阪市立阿武山学園);間々田久渚氏(ハレルワ代表);山田創平氏(京都精華大);吉野晶氏(弁護士);今井朋氏(担当学芸員) ◎アーツ前橋 http://artsmaebashi.jp/

12/1(日) ケニアのLGBT難民を知ろう! ◎早稲田奉仕園104号室 https://aidsweeks.tokyo/event/2019/1201-kenya_lgbt

12/1(日) ドキュメンタリー映画『MAJOR!』(邦題:メジャーさん!)上映会 ◎AiSOTOPE LOUNGE https://aidsweeks.tokyo/event/2019/1201-major

12/1(日) ジューシィー! 22th Anniversary Party -le nouveau monde amourex 愛の新世界- ◎AiSOTOPE LOUNGE https://aidsweeks.tokyo/event/2019/1201-juicy

12/2(月) 世界エイズデーイベント The path to ending AIDS: Mobilizing the city for Tokyo 2020 ◎大村進・美枝子記念 聖路加国際大学臨床学術センター http://www.acc.ncgm.go.jp/news/20191101093152.html

12/2〜3/17 展示「アジア美術からみるLGBTQと多様性社会」 ◎福岡アジア美術館 https://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/7874/

12/4(水) 映画『第七官界彷徨―尾崎翠を探して』(映画の教室 2019・女性たちの生/性) ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/filmclassof2019-female/#filmclassof20191204

12/5(木) 映画「パレードへようこそ」 ◎シビックホール小ホール https://www.city.bunkyo.lg.jp/kusejoho/jinken/danjo/sogi/nijiiroeigakai.html

12/7 & 8 TOKYO ZINESTER GATHERING 2019 ZINEと音楽その他のライヴパフォーマンスの集い ◎POOL(桜台 https://zinestergathering2019.tumblr.com

12/7(土) ゲイ・バイセクシュアル男性向けPrEPについての学習会2019 ◎なかのZERO https://hiv-prep.tokyo/prep_workshop_for_gay_and_bisexual_men/

12/8(日) 映画『日常対話』 ◎新宿ケイズシネマ http://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-173/

12/8(日) BGUイベント ◎purx https://www.bgubefree.org/

12/8(日) 映画『3+1』大木裕之(第24回アートフィルム・フェスティバル) ◎愛知芸術文化センター https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000231.html

12/9(月) 映像集『STILL BEGINNING』アートの(ない)日 30周年企画 Visual AIDS ◎戸塚地域センター(東京・高田馬場) http://normalscreen.org/events/dwa2019 ★

12/11(水) 日本におけるPrEPの普及と課題 〜見守りネットワーク作りを目指して〜 ◎ビジョンセンター新宿 10F https://aidsweeks.tokyo/event/2019/1211-prep

12/11(水) 映画「ダンサー そして私たちは踊った」 ◎シネマート新宿 http://www.finefilms.co.jp/dance/

12/14(土) VISUAL DOCUMENTARY PROJECT 2019 (タンスカなどの短編ドキュメンタリー上映) ◎東京ウィメンズプラザ https://jfac.jp/culture/events/e-vdp2019/

12/14(土) 「アートとジェンダー、セクシュアリティ」(溝口彰子、笠原美智子、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、森栄喜) ◎学習院大学 ⽬⽩キャンパス https://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/conferences/index.html 

12/14(土) イヴ・トゥモア公演 ◎渋谷 WWW https://www-shibuya.jp/schedule/011881.php

12/16(月) HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta https://hivcheck.jp/teiki/

12/18(水) 映画『偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選』 (「老ナルキソス」ほか) + 新作『帰り道』+田中俊之「男性学」スペシャルトーク ◎池袋シネマ・ロサ http://www.cinemarosa.net/ifs_pb.htm

12/19(木) 本「中国新世代 チャイナ・ニュージェネレーション」 小山 ひとみ著 発売 https://note.com/hitomi_oyama/n/nad95c2f9b4a2

12/20(金) VITA Holiday Party ◎表参道・Wall&Wall https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01irgm10kqc9w.html

12/22(日) 第56回Living Togetherのど自慢 ◎スナック九州男 https://aidsweeks.tokyo/event/2019/1222-nodojiman

12/29 & 30 劇団フライングステージ gaku-GAY-kai 2019「贋作・から騒ぎ」  ◎新宿シアター・ミラクル https://stage.corich.jp/stage/103936

12/30(月) パーティ WAIFU ◎原宿・sankeys PENTHOUSE  https://twitter.com/wife_WAIFU

12/30(月) 映画『チーム・ハリケーン』(トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 10周年記念企画) ◎アップリンク吉祥寺 http://tnlf.jp/10th_anniversary

12/31(火) 映画『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 10周年記念企画) ◎アップリンク吉祥寺 http://tnlf.jp/10th_anniversary

11/16〜2/16 ダムタイプ展「アクション+リフレクション」  ◎東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/dumb-type-actions-reflections/

Derrick Woods-Morrow, Much handled things are always soft, 2019. Commissioned for Visual AIDS’ Day With(out) Art 2019. Production still by Patric McCoy

Derrick Woods-Morrow, Much handled things are always soft, 2019. Commissioned for Visual AIDS’ Day With(out) Art 2019. Production still by Patric McCoy

その頃、インターネットでは...
・ビデオ「私たちの知らない日本の入管の現実 “難民”女性が迫る不審死の闇」 https://creators.yahoo.co.jp/takakuratenji/020003638
・映画『アトランティックス』on Netflix https://www.youtube.com/watch?v=Cv3BWPfBwYc
・まんが「ゲイバーのもちぎさん」 https://palcy.jp/comics/524?p=7vBskUkQ
・ウェブシリーズ『トモちゃんとマサさん』シーズン1 https://www.youtube.com/watch?v=zNZSMBLR0rk&list=PLug7rU8UEp7DzDqRQfW_R0YeiS9QYTOSU
・アクセサリーブランド「BLACK TRIANGLE DESIGN」デザイナーMaiko Asamiインタビュー(NeoL Magazine) https://www.neol.jp/fashion/90562/
・短編映像6本「知られざる結末、アクティヴィストの蜂起」 http://normalscreen.org/events/dwa2018
・記事「12月1日世界エイズデー 今も偏見と差別 薬で発症抑え、感染防げる」(西日本新聞) https://www.nishinippon.co.jp/item/n/561762/?fbclid=IwAR0gGXcbFdHvy4FIEww-4FQQBKaZpiPLPqCAHv3PGrvEKv1Q2xm0pIRRkO4
・玩具デザイナー、キャス・ホルマン「アート・オブ・デザイン | Abstract」on Netflix https://www.netflix.com/jp/title/80057883

QUEER TOKYO FAIR 2019

セクシュアリティ/ジェンダー/フェミニズムなどをテーマにした、アジアや世界の独立出版物やアートを紹介する、東京では初めてのクィアカルチャー・フェスティバル!
ノーマルスクリーンも準備に関わっています。
入場無料。ぜひ気軽に遊びに来てください。

https://www.instagram.com/qt_fair/
#QTFair


11月16日(土) & 17日(日)
会場:PURX(東京都台東区竜泉1-1-2)

The first-time queer culture fair in Tokyo! Sexuality/ gender/ feminism themed books and art, especially from Asia.
November 16 & 17 at PURX
Ryusen 1-1-2, Taito-ku, Tokyo
Free Admission

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BOOK & PRODUCT
loneliness books https://qpptokyo.com/
etc.books https://etcbooks.co.jp/
He magazine https://2cho.official.ec/

EXHIBITION
菅野恒平 http://koheykanno.com/
ERI KAWAKAMI https://www.instagram.com/erkawa/

LIVE
平野太一 https://www.instagram.com/undefeated0411/

MOVIE
『ウィークエンズ』

DRINK & FOOD
PURX

  * * * * * * * * 

タイムテーブル/Timetable

16日

12:00 start

18:30 close

19:30 『Weekends』上映開始

21:10 上映終了
※土曜日は18:30でクローズです。
映画上映中はフェアはご覧になれません。

17日

12:00 start

17:00 ~ 18:00 平野太一 アコースティックライブ

20:00 close

  * * * * * * * *  

エトセトラブックス

まだ伝えられていない無限の声、女性たちの〈エトセトラ〉をお届けするフェミニズムプレスです。
QT Fairでは、フェミマガジン「エトセトラ」最新号、このフェアで先行発売するヴァージニア・ウルフ幻の初期短篇「ある協会」(若きフェミニストたちの冒険劇ですよ!)、etc.bookshopより店長t島セレクトのフェミマンガいろいろ、刺繍フェミユニット「山姥」グッズ…などなど揃えてお待ちしております。

平野太一
2019年11月17日(日)17:00〜

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『ウィークエンズ』上映

「こんなに素敵なコーラスグループがあるなんて」「とっても愛おしい」観た人、聴いた人の心を虜にするソウルのゲイ・コーラスグループ“G-Voice”。この春、東京でもコーラスを奏でて大好評だった彼らの、ユーモラスで情熱的な活動を追った感動のドキュメンタリー映画『ウィークエンズ』が一夜限りの上映!2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門・観客賞受賞。

日時:2019年11月16日(土)
19:10 開場 19:30 上映開始
入場料:¥1,000.(現金のみ受付)

事前予約サイトで必要事項を記入の上、送信してください:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSflUJWZhFGe99aAa_n-oCR2VZ5l26hFphMoHZ_C-xyibLQ3tA/viewform

当日、会場入り口にて現金で入場料をお支払いただきます。座席数に限りがありますので、予約がないと入場いただけない場合があります。

会場:PURX 東京都台東区竜泉1-1-2 
『ウィークエンズ』
監督:イ・ドンハ|韓国語|日本語、英語字幕|98min|2016年|韓国
主催:loneliness books 協力:PURX、Normal Screen

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11月16日(土) & 17日(日)
会場:PURX(東京都台東区竜泉1-1-2)
入場無料
November 16 & 17 at PURX- Ryusen 1-1-2, Taito-ku, Tokyo

Special thanks:
Normal Screen | Fuyuki Kanai https://www.instagram.com/fuyukikanaiofficial

#QTFair


 

2019年11月*ノーマルの気になる催し物リスト

November
NORMAL's LIST

★=ノーマルスクリーン関連イベント

10/26〜 映画『この星は、私の星じゃない』 ◎渋谷ユーロスペース http://www.pan-dora.co.jp/konohoshi/

10/30〜11/4 第45回公演「アイタクテとナリタクテ 子どもと大人のフライングステージ」 ◎OFF・OFFシアター http://flyingstage.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-861c49.html

~11/11(月) 展示「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子) ◎国立新美術館 https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/gendai2019/

11/1〜4 新千歳空港国際アニメーション映画祭 ◎新千歳空港ターミナルビル http://airport-anifes.jp/

11/1〜30 ヨーガン・アクセルバル個展「And I reminisce」 ◎KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net

11/2(土) 映画『ウィークエンズ / Weekends』 ◎福岡レインボー映画祭2019 / tenjin TORSO https://rainbowsoup.net/frff2019-pr/

11/2(土)〜 映画『少女は夜明けに夢をみる』 ◎岩波ホール他 http://www.syoujyo-yoake.com/

11/3(日) Slut Walk ◎大阪 https://twitter.com/slutwalkjp

11/3 & 4 映画『A.W.アピチャッポンの素顔』『ブリスフリー・ユアーズ』『トロピカル・マラディ』 ◎東京都写真美術館 http://topmuseum.jp/contents/exhibition/movie-3635.html

11/4(月) 上映&トーク「人と人との境界を問う - ダムタイプ《S/N》」 ◎福岡市科学館 http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/191104sn.html

11/6(水) 「ろう×LGBTQ×フィリピンの交差からみえるものとは?」 ◎京都市地域・多文化交流ネットワークセンター https://www.kokuchpro.com/event/58dcb2eb6367c8d562b9f724e4a54dea/

11/7~10 第16回ラテンビート映画祭 ◎新宿バルト9 http://www.lbff.jp/

11/8(金) 映画『Fluidø』上映+トーク(シュー・リー・チェン、四方幸子、浅井隆) ◎Uplink吉祥寺 https://joji.uplink.co.jp/movie/2019/3821

11/9(土) 研究と映画を通じた社会正義の実践:ジェンダーとセクシュアリティに焦点をあてて(映画『トレーニング・ルール』上映) ◎国立社会保障・人口問題研究所

11/9(土) 映画『トロピカル・マラディ』(2004) ◎神奈川近代文学館 https://www.kanabun.or.jp/event/10095/

11/9(土)〜 映画『ラフィキ ふたりの夢 RAFIKI』 http://senlis.co.jp/rafiki/

11/10(日) シュー・リー・チェン短編映像『Fisting Club Ep.1』上映 + チェン監督を囲む会 ◎Pink Queendom http://normalscreen.org/events/fisting-club ★

11/11(月) HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta https://hivcheck.jp/teiki/

11/14 & 15  明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター 10周年記念シンポジウム ◎明治大学 https://www.meiji.ac.jp/infocom/gender/

11/15(金)〜 映画『虹色の朝が来るまで』 ◎シネマート新宿、シネマート心斎橋 https://www.jsltime.com/single-post/pressrelease01

11/15~17 第16回ラテンビート映画祭 ◎新宿バルト9 http://www.lbff.jp/

11/16 & 17 QT Fair / Queer Tokyo Fair ◎台東区 Purx https://www.instagram.com/qt_fair/ ★

11/16(土) シンポジウム「学ぶ x 働く移民女性たち」 ◎上智大学四ツ谷キャンパス 中央図書館L-911 https://dept.sophia.ac.jp/is/igc/

11/16〜2/16 ダムタイプ展「アクション+リフレクション」  ◎東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/dumb-type-actions-reflections/

11/21(木) トーク「ブラジルのトランスジェンダーたち、2つの地域、2つの現実。そして日本の現状」(ビアンカ・バスコンセロス、畑野とまと) ◎Community center akta https://lgbtcath.com/archives/327/

11/21〜12/1 「I AM」写真展 ◎Community center akta https://lgbtcath.com/archives/327/

11/23(土) 「LGBTとアート 社会運動・アート・クィア批評」(森栄喜、鈴木みのり、黒岩裕市) ◎中央大学 後楽園キャンパス 5号館 https://www.facebook.com/events/2549119908651886

11/24(日) トーク「アートとフクシ」(滝沢達史 ブブ・ド・ラ・マドレーヌ|表現の生態系 世界との関係をつくりかえる) ◎アーツ前橋 http://www.artsmaebashi.jp/?p=13991

11/26(火) 来日公演 Metronomy ◎恵比寿 LIQUIDROOM https://www.smash-jpn.com/live/?id=3225

11/29(金)〜 映画『ぼくと、彼と、』 ◎池袋HUMAXシネマズ http://g-film.net/meandhim/

11/30(土) トランス/NB向け セクシュアルヘルスに関するワークショップ ◎なかのZERO https://hiv-prep.tokyo/workshop_for_trans_and_nb_folks/

Fisting Club Ep. 1 | Image Courtesy of the Artist.

Fisting Club Ep. 1 | Image Courtesy of the Artist.

 

その頃、インターネットでは...

・Purx クラウドファンド(英語) https://www.gofundme.com/f/purx-a-new-tokyo-queer-space-needs-funds
・自分を受け入れること、声に出して生きていくこと──ジャネール・モネイ×リゾ https://wired.jp/special/2019/janelle-monae-living-out-loud
・私たちの知らない日本の入管の現実 “難民”女性が迫る不審死の闇 by 高倉天地 https://creators.yahoo.co.jp/takakuratenji/020003638

2019年10月*ノーマルの気になる催しものリスト

October

NORMAL's LIST ノーマルの気になる催しものリスト
今月も気になるイベントを勝手に並べてみました!
(間違いがなど見つけた場合はEメールで優しく教えてください)

9/27(金)〜 映画『WEEKEND ウィークエンド』 ◎YEBISU GARDEN CINEMA他ロードショー http://www.finefilms.co.jp/weekend/

9/28〜12/25 追悼 映画女優 京マチ子展 ◎早稲田大学演劇博物館 京マチ子記念特別展示室 http://www.waseda.jp/enpaku/ex/9511/

10/3(木) 木村べん 特別原画展 ‘Rugby!’ @プライドハウス東京2019 ◎プライドハウス東京2019(原宿:subaCO) http://pridehouse.jp/

10/4 & 5 リサーチ・イベントSGFA(サウンド::ジェンダー::フェミニズム::アクティビズム)東京 ◎東京藝術大学大学美術館 陳列館 http://ga.geidai.ac.jp/2019/04/29/sgfa_tokyo

10/6(日) NOT ALONE CAFÉ 東京 ◎Dragon Men https://twitter.com/notalonecafe

10/6(日) 第39回日本性科学会学術集会 鹿児島市医師会館 http://jsss39.umin.jp/program.html

10/7(月) 構造的スティグマとしての隔離~障害・ジェンダー・依存症と刑務所 ◎東京⼤学(駒場IIキャンパス)先端科学技術研究センターENEOSホール https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/content/000009749.pdf

10/5〜27 グループ展「ケソン工業団地」 ◎京都芸術センター 講堂、大広間、ギャラリー 南、ほか https://kyoto-ex.jp/2019/program/gaesong-industrial-complex/

10/8〜26 原田裕規「One Million Seeings」 ◎KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net/ja/exhibitions/one-million-seeings

10/9(水) 映画『初姿』(日本の女性監督―道を拓いた女たち:女性監督の登場) ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/filmclassof2019-female/#filmclassof20191009

10/9(水) 「Japan's LGBTQ History」「LGBTQ Shinjuku Today」上映会&トークライブ ◎プライドハウス東京2019(原宿:subaCO) http://pridehouse.jp/

10/10(木) トーク「2020年、東京で目指す90-90-90」 ◎プライドハウス東京2019(原宿:subaCO) http://pridehouse.jp/news/532/

10/10 & 11 シンディ・ローパー 来日公演 ◎オーチャードホール https://udo.jp/concert/CyndiLauperBunkamura

10/11(金) Queer Zine Market  ~Asian Night~   ◎大阪・community center dista https://www.instagram.com/lonelinessbooks/

10/12(土) にじーず 24zzztw公開シンポ「3つの現場から語るLGBTユース支援」 ◎埼玉県男女共同参画センター(With You さいたま) https://kokucheese.com/event/index/578742/

10/12(土) HIVcheck.jp : HIV検査キット 渋谷駅前 出張配布 ◎AP渋谷道玄坂 https://t.co/M3tuIV5Zdh?amp=1

10/12(土) パーティ VITA [SP]  ◎渋谷 duo MUSIC EXCHANGE https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01pnpd10fatdx.html

10/12 & 13 Queer Zine Market at レインボーフェスタ2019 ◎大阪・扇町公園 https://www.instagram.com/lonelinessbooks/

10/13(日) トーク ホー・ツーニェン+浅田彰(あいちトリエンナーレ2019) ◎豊田産業文化センター https://aichitriennale.jp/news/2019/004290.html

10/14(月) HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta https://hivcheck.jp/teiki/

10/15(火) 映画『美麗少年』 ◎山形国際ドキュメンタリー映画祭 https://www.yidff.jp/2019/nac/19nacs2.html

10/15(火) 映画『サンクタス』『ナイトレイト・キス』by バーバラ・ハマー https://www.yidff.jp/2019/schedule/19s15.html#m1

10/17~20 BLIND ◎東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/performance/theater222/

10/18(金) 気候正義のための直接行動 ◎IRREGULAR RHYTHM ASYLUM https://irregularrhythmasylum.blogspot.com/2019/09/direct-action-for-climate-justice.html

10/18(金) 映画『マレフィセント2』 https://www.disney.co.jp

10/18〜20 新丛林 ニュー・ジャングル by 香料SPICE ◎東京芸術劇場シアターウエスト https://www.festival-tokyo.jp/19/program/spice.html

10/18〜20 関西クィア映画祭 2019 ◎京都大学 西部講堂 https://kansai-qff.org/2019

10/19 & 20 小田香映像作品展 ◎京都ルーメンギャラリー https://demachiza.com/movies/4936

10/20(日) トークイベント「ハッテン場 〜 それは男の道の駅」 ◎渋谷アマランスラウンジ  https://twitter.com/ishida_hitoshi/status/1165610159273467904

10/20(日) 「クィア・スタディーズをひらく」創刊 http://www.koyoshobo.co.jp/book/b481248.html

10/23(水) 文化・記録映画3本上映(日本の女性監督―道を拓いた女たち) ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/filmclassof2019-female/#filmclassof20191009

10/24〜26 演劇『暴力の歴史』 ◎東京芸術劇場 プレイハウス https://tokyo-festival.jp/2019/historyofviolence/

10/24 & 25 “アルティ”アミール・レザ・コヘスタニ/メヘル・シアター・グループ『Hearing』 ◎京都府立府民ホール https://kyoto-ex.jp/2019/program/amir-reza-koohestani/

10/26〜 映画『この星は、私の星じゃない』 ◎渋谷ユーロスペース http://www.pan-dora.co.jp/konohoshi/

10/26 & 27 サイレン・チョン・ウニョン『変則のファンタジー_韓国版』 ◎京都芸術劇場 春秋座 https://kyoto-ex.jp/2019/program/siren

10/26 & 27 レーベルBasic Function イベント ◎桜台pool https://basicfunction-releases.bandcamp.com/

8/28~11/11 話しているのは誰? 現代美術に潜む文学(北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子) ◎国立新美術館 https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/gendai2019/


その頃インターネットでは...
・イベントレポート「エンパクに虹をかける ─ LGBTQ入門」 https://www.waseda.jp/enpaku/ex/9488
・エンパクに虹をかける ─ LGBTQ入門|マサキチトセ氏講演「ということになっている」社会の息苦しさ(2019年7月15日) https://youtu.be/IIyZ1OweOsg
・私たちの知らない日本の入管の現実 “難民”女性が迫る不審死の闇 by 高倉天地 https://creators.yahoo.co.jp/takakuratenji/0200036381

2019年9月*ノーマルの気になる催しものリスト

SEPTEMBER

勝手に気になるイベントを並べてみました!
NORMAL's LIST ノーマルの気になる催しものリスト
間違いや掲載お断りのイベントなどあればEメールください。
★=ノーマルスクリーン関連イベント

8/30(金)〜 映画『トミー』 ◎アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか https://www.twin2.co.jp/distribution/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC/

8/30〜9/21 大垣美穂子個展「immortal moment」 ◎KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net/ja/exhibitions/immortal-moment

8/31~9/6 映画『ドリームガールズ ディレクターズカット版』『アリー/スター誕生』 ◎早稲田松竹 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/1856

8/31〜9/8 ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 ◎Ex Theater Roppongi http://www.ex-theater.com/contents/schedule/list/201909/

8/31、9/1、9/3〜8  サエボーグ『House of L』 ◎愛知県芸術劇場大リハーサル室 https://aichitriennale.jp/artwork/A64.html

9/4〜8 あいち国際女性映画祭2019 ◎ウィルあいち など https://www.aiwff.com/2019/

9/6(金)〜 映画『アス』 https://usmovie.jp/

9/7(土) 映画『女は女である』あいち国際女性映画祭2019 ◎ウィルあいち https://www.aiwff.com/2019/

9/7(土) 詩の朗読:ヤリタミサコ倉田めば「見えないものたちの声」 ◎兵庫 ameen's oven https://ms-my.facebook.com/events/492701577957908/

9/7(土) 映画『STANDARD』上映会&トークイベント ◎宇都宮 STUDIO P5 https://twitter.com/STANDARD0907TCG?s=17

9/7〜9 映画『さらば、わが愛/覇王別姫』 ◎早稲田松竹 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/1791

9/7 & 8 THE M/ALL 2019 (なみちえ/ GEZAN/ GOTCH/ 行松陽介/ Mars89/ suimin/ NTsKi/ MARI SAKURAI/ MIRU SHINODA/ Machina/ ermhoi/ あっこゴリラ/ ENDON) ◎渋谷 WWW/ WWW X/ WWWβ/ GALLERY X BY PARCO https://www-shibuya.jp/schedule/011463.php

9/8(日) シンポジウム「日本におけるハームリダクションを考える」 ◎聖心女子大学4号館/ 聖心グローバルプラザ3F https://www.mdm.or.jp/news/15513/

9/8 & 14 映画『カルメン純情す』 ◎川崎市市民ミュージアム https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/18700/

9/9(月) HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta https://hivcheck.jp/teiki/

9/9(月) トーク 佐久間裕美子水野祐「日本の中のマリファナ」 ◎下北沢 本屋B&B https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01j97k10g95sa.html

9/13(金) 台湾カルチャーミーティング(陳雪/ 松浦理英子/ 李琴峰) ◎台北駐日経済文化代表処台湾文化センター https://jp.taiwan.culture.tw/information_34_101125.html

9/13(金) パーティー ワイフWAIFU ◎青山 蜂 https://twitter.com/wife_waifu

9/14〜20 AKISHIKA design T-shirts pop up store ◎ラフォーレ原宿 https://www.instagram.com/akishika_design/

9/14〜23 イメージフォーラム・フェスティバル2019 ◎シアター・イメージフォーラム、スパイラルホール http://www.imageforumfestival.com/2019/pre.html

9/16(月) 映画『何度でも忘れよう』しばたたかひろ (イメージフォーラム・フェスティバル2019 東アジアエクスペリメンタルコンペティション2) ◎シアター・イメージフォーラム http://www.imageforumfestival.com/2019/pre.html

9/20(金) シンポジウム「オルタナティブ映画にとってのプラットフォーム:対抗としての地域性、協働性」 ◎シアター・イメージフォーラム http://www.imageforumfestival.com/2019/pre.html

9/20(金) 映画『エイス・グレード』 ◎ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント他、全国ロードショー http://www.transformer.co.jp/m/eighthgrade/

9/21(土) J Triangular『Kyoto Makai: Ghostly Japan』上映、オープンスタジオ ◎京都芸術センター https://www.kac.or.jp/events/26754/

9/21〜23  関西クィア映画祭 ◎大阪・とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ https://kansai-qff.org/2019/

9/21~11/17 バスキア展「メイド・イン・ジャパン」 ◎森アーツセンターギャラリー https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/basquiat/index.html

9/22(日) Queer Visions 2019 ◎同志社大学・寒梅館クローバーホール http://normalscreen.org/qv19

9/23(月) シンポジウム 映画『プリズン・サークル』(坂上香 新作)から考える ◎早稲田大学 http://outofframe.org/_src/511/URA_fly.pdf?v=1563429090914

9/26〜29 映像展示「THE WHOLE WORLD IS WATCHING 女性/アート/エイズ/アクティヴィズム」J Triangular ◎community center akta http://normalscreen.org/events/triangular

9/27(金)〜 映画『WEEKEND ウィークエンド』 ◎YEBISU GARDEN CINEMA他ロードショー http://www.finefilms.co.jp/weekend/

9/29(日) Living Together のど自慢 ◎スナック 九州男 http://akta.jp/nodojiman/

9/29(日) セクシャルマイノリティフォーラム2019 ◎世田谷区立男女共同参画センターらぷらす http://laplace-setagaya.net/event/396/

9/29(日) 写真展「A Myth of Two Souls 二つの魂の神話 ヴァサンタ ヨガナンタン」 ◎シャネル銀座ビルディング https://chanelnexushall.jp/program/2019/vasantha/

~10/14 展覧会「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」 ◎東京都写真美術館 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3443.html

? ヴォルフガング・ティルマンスのポスター展 ◎POST店内 https://twitter.com/POST_BOOKS/status/1163714583984390145

〜10/14 恐竜博2019 ◎国立科学博物館 https://dino2019.jp/

~11/11 話しているのは誰? 現代美術に潜む文学(北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子)  ◎国立新美術館 https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/gendai2019/

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その頃、インターネットでは...

・『知られざる結末、アクティヴィストの蜂起』全編 日本語字幕付き! http://normalscreen.org/events/dwa2018
・「Real Story ヴィヴィアン佐藤」監督:深田志穂 https://www.youtube.com/watch?v=rgrugjT8Ga0
・『ある女流作家の罪と罰』(Can You Ever Forgive Me?)映画 デジタル配信 http://www.foxmovies-jp.com/canyoueverforgiveme/
・『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』ドラマ on Netflixなど https://www.star-ch.jp/drama/american-crime-story/
・「ソフトボイルド・マニフェスト」C.I.P. Books 西山敦子 https://i-d.vice.com/jp/article/pajaxg/soft-boiled-is-the-new-hard-boiled

zine RUB Open Call

Zine 参加者募集!

コロンビア出身、台湾拠点のアーティスト J Triangular(ジェイ・トライアンギュラー)が世界各地でつくるzine RUB、11号目となる最新号は日本のアーティストに参加をよびかけます。テーマは「QUEER GHOST」、詳細はこちら!

"The Ghost is a symptom of what is missing" 
この11号ではアーティストに、あなたのゴーストを送ってくださいと呼びかけています。私にとってのゴーストは、29歳でエイズによる合併症で亡くなった友人のRicardo Oleaです。皆それぞれにゴーストはいます。ここでは彼らを可視化し、浮かび上がらせます。このzineでは、彼らの人生を祝おうとしているのです。

                       ——— J Triangular

RUB 11 :  QUEER GHOST

・あなたの作品を提出(最高4つ)してください。それらをトライアンギュラーが選びデザイナーがコラージュしてデザインしページを作ります。

提出できる作品は例えば:
-絵/コラージュ/写真/VHS映像のスチル
-詩/物語/好きな言葉の引用
-ゴーストにまつわる物語(ゴーストストーリーズ)
-クィアストーリーズ
(ゴーストとクィアの両方が扱われた作品は紹介される可能性大)
(ゴーストの解釈は自由なので、例えば、必ずしも人間が関連している必要はありません)

・提出するイメージはすべて白黒/300 dpi/少なくとも短辺が1000 px/ .jpgまたは .png
・クレジットで表記してほしい名前をEメール本文に書いてください。
・提出する作品どうしがすべて関連している必要はありません。
・作品が選ばれた場合には、その他 国内外のアーティストと並んで掲載されます。
・完成したRUBは無料で配布。9月21日に京都芸術センター、9月26日に新宿二丁目のcommunity center aktaで発表され、11月にはニューヨークで行われるRUBの展示でも印刷されたかたちで紹介されます。
・最終的に各ページのサイズはA3になります。

 *トライアンギュラーは日本語は読めませんが、まわりの日本人スタッフとともに作品を読みます。
*過去のRUB:https://rubnewsletter.tumblr.com/  

締め切り:2019年9月14日
提出先:submittorub@gmail.com 

RUBについて:
RUBはニューヨークのクィーンズ区でトライアンギュラーが参加した Flux Factory のレジデンシーで誕生した。遊び心のある前衛的なトーンで挑戦的なテキストや言語をもちいた第一号は、世界からアーティストが参加し、neo-cosmicでnow-waveなそのzineは日々の経験とふかく結びついていた。世界中で無料で配布されるRUBでは、毎号クィアのパイオニアへのインタビューも掲載。過去にはAshley Hans Scheirl (Dandy Dust)やマルチメディアサイバーパンクのシュー・リー・チェンが参加した。

RUBはこれまでにシンガポールアートブックフェア、Queer Zine Fest(シンガポール)、AKI Gallery(台北)、台北現代アートセンター、Printed Matter (LA)で展示された。

J Triangular 展示
THE WHOLE WORLD IS WATCHING
女性/アート/エイズ/アクティヴィズム

2019年9月26日(木)〜9月29日(日)  16:00 - 22:00
community center akta (東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301)
http://normalscreen.org/events/triangular

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HIV犯罪化について知っておくべきこと

日本語字幕付きで公開中のビデオ『知られざる結末、アクティヴィストの蜂起』で言及される
「HIV の犯罪化」についてこちらで説明します。映像はこのページの最後でも鑑賞できます。

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あなたはHIVの犯罪化を
問題に思うはずだ

(ただその事について
 まだ知らないだけ)*

このポスター(タブロイド)は、Visual AIDSがエイヴラム・フィンケルスタイン(Avram Finkelstein)にコミッションしたもの。裏には下記の情報が記載されている。ニューヨークプライドマーチ2018で配布された。

* Courtesy of HIV Is Not a Crime Flash Collective

 

HIV犯罪化について知っておくべきこと
・米国では、1986年に初めて明確にHIVに特化した法律ができてから、HIVに関する公訴が1500件以上あった。

・現在、34の州でHIVに関する刑法に効力がある。

・これらの法の多くは、HIV陽性を相手に明かさないことを有罪とし、HIVと生きる人々は同意のもとの性的行為でも相手にHIVのステータスを告げなければ、起訴され投獄されるリスクをはらんでいる。これらの訴追/起訴は、コンドームの使用、ウイルス量、または現実的な伝染の可能性の有無は考慮されない。

・他の法律では、被告人がHIV陽性の場合、セックスワークに関連する軽罪が重罪へと強まることもある。たとえそれが性的行為の証拠がなかったり、勧誘された場合でもだ。

・HIVに関するこれらの法の多くはエイズ流行の初期に施行されたもので、HIVの感染を防ぐコンドームの有効性や抗レトロウィルス剤、PrEPなど現在の科学的知見を無視している。

・25の州はHIV感染リスクの低い、または無視してよいほどの行動 ーー 噛む、唾を吐くなどーー を有罪としている。唾では感染しない。

・HIVに特化した法律のない州でも、HIVと生きる人々が加重暴行や殺人未遂やバイオテロの罪として起訴されている。

HIV犯罪化を分解する
米国医師会、米国心理学会、全米刑事弁護士会、その他多くのエイズ関連団体はHIV犯罪化に反対の声明をだしている。

連邦政府でさえ、2013年にHIVの犯罪化に反対の姿勢を示した。HIV/AIDSに関する大統領諮問委員会はHIV関連の法の現代化を推薦。司法省は2014年に法改革のためのガイドラインまで提出した。2017年、トランプは諮問委員会のメンバー全員を解雇した。

HIV犯罪化の終結は、HIV関連の法が州ごとに異なることから複雑化している。つまり法の現代化はひとつずつ別々に地方議員とアクティヴィストが協働して行わなければならない。

ミズーリHIV司法連合は、州のHIVに特化した 2つの法を現代化する改正案を提出することに成功。一方、ルイジアナ州の議員らは、現在の法を拡大し、警官に体液を暴露したといわれる人に州は強制でHIV検査を受けさせられるようにしようとしている。これらは、HIVに特化した法が現在も有効な34州のうちの2州での例である。

科学は事実に基づいている。法は先例に基づいている。多くの州では、判例はいまだに1980年代のものに基づき、HIVと生きる人々へのスティグマを強めている。

 


*情報は2018年12月、アメリカ合衆国でのもの。

*右下の【CC】をクリックして日本語字幕を表示してください。
Subtitles: Sho Akita and Hibiki Mizuno

参加団体紹介などはこちら:http://normalscreen.org/events/dwa2018

2019年8月*ノーマルの気になる催し物リスト

AUGUST

NORMAL's LIST ノーマルの気になる催しものリスト
水分とりながら楽しみましょう!
★=ノーマルスクリーン関連イベント

8/1~10/14 あいちトリエンナーレ ◎愛知芸術文化センター、名古屋市美術館など https://aichitriennale.jp

8/2(金)〜 映画『トム・オブ・フィンランド』 ◎ヒューマントラストシネマ渋谷ほか http://www.magichour.co.jp/tomoffinland/

8/2~8/15 京マチ子追悼映画祭 ◎恵比寿ガーデンシネマ https://www.unitedcinemas.jp/yebisu/information.php?info=65767

8/3〜18 平松市聖展「IMPERSONAL THINGS」 ◎京都・BnA Alter Museum https://bnaaltermuseum.com/

8/4(日) 第30回東京学生映画祭 Eプログラム しばたたかひろ ◎渋谷・ユーロライブ https://bit.ly/2XEUskz

8/4(日) NOT ALONE CAFÉ 東京 ◎Dragon Men https://twitter.com/NotAloneCafe

8/4(日) #FREEUSHIKU 外国人収容所の問題に関し緊急街頭アピール ◎新宿東口広場 https://twitter.com/freeushiku

8/5(月) HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta http://akta.jp/information/1141/

8/10~16 『世紀の光』『ブンミおじさんの森』+特別レイトショー『真昼の不思議な物体』 ◎早稲田松竹 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/1705

8/10〜24(火・水 休み) Kaz Senju 写真展 SHINJUKU STORY ◎community center akta http://www.kazsenju.com/

8/10~30 ジャック・タチ映画祭2019 ◎ユジク阿佐ヶ谷 https://www.yujikuasagaya.com/tati2019

8/11(日)、8/12(月)、8/17(土)、8/24(土)  魚座展「眺めのいい部屋」 ◎CRY IN PUBLIC https://twitter.com/cry_in_public/status/1154916161714151424

8/12(月・祝) ニイマリコ生誕35執念記念イベント ゲスト:蛭田竜太 ◎新宿LOFT BAR STAGE https://twitter.com/ninmari

8/14~10/14 展覧会「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」 ◎東京都写真美術館 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3443.html

8/15(木) 松本俊夫短篇『西陣』『氣 KI or BREATHING』『コミュニティ・ライフ』 ◎国立映画アーカイブ https://www.nfaj.go.jp/exhibition/yukeru201906/

8/15(木) BROCKHAMPTON ◎新木場 STUDIO COAST https://www.creativeman.co.jp/event/brockhampton/

8/16(金) 映画『永遠に僕のもの』 ◎渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町など https://gaga.ne.jp/eiennibokunomono/

〜8/18(日) TOKAS-Emerging 2019第1期 ◎トーキョーアーツアンドスペース本郷 https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2019/20190720-6428.html

8/18(日) 第20回東京レインボー祭り ◎新宿二丁目 https://www.2-choume.net/

8/18(日) 講演会「ポーランド美術とフェミニズム」登壇者:アンナ・クテラ(出品作家)、マリカ・クジミチ(美術史家、アルトン財団代表)、アグニエシュカ・レイザヘル(lokal_30ディレクター) ◎東京都写真美術館 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3443.html

8/23(金)〜 映画『ロケットマン』 ◎全国ロードショー https://rocketman.jp/

8/23(金) 京都みなみ会館リニューアルオープン https://kyoto-minamikaikan.jp

8/24(土)& 8/25(日) 映画『光りの墓』 ◎川崎市市民ミュージアム https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/17677/

8/27(火) ライブ:井上エリナ/Karaokemate/鈴木伸明/根岸卓平 ◎大久保 ひかりのうま

8/31(土) サエボーグ(パフォーマンス)『House of L』 ◎愛知県芸術劇場大リハーサル室(B2) https://aichitriennale.jp/artwork/A64.html

〜9/15(期間中の土・日のみ開館) 台湾フリーランサーシリーズ - グラフィックデジナー 小子(シャオツー)展 ◎NIBUNNO https://www.nibunno.com/single-post

〜10/6 高畑勲展「日本のアニメーションに遺したもの」 ◎東京国立近代美術館 https://www.momat.go.jp/am/exhibition/takahata-ten/

© Ichisei Hiramatsu

© Ichisei Hiramatsu

 

その頃、インターネットでは...

・『知られざる結末、アクティヴィストの蜂起』全編 日本語字幕付き公開開始! http://normalscreen.org/events/dwa2018

・『ある女流作家の罪と罰』(Can You Ever Forgive Me?)映画 デジタル配信 http://www.foxmovies-jp.com/canyoueverforgiveme/

・『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』ドラマ on Netflixなど https://www.star-ch.jp/drama/american-crime-story/

・『マインドハンター:シーズン2』 ドラマ on Netflix(8/16〜) https://www.netflix.com/jp/title/80114855

・まずは知っておきたい「芸術実践とジェンダーの平等」について。社会学者・山田創平シリーズ:ジェンダーフリーは可能か? https://bijutsutecho.com/magazine/series/s21/20162

・サマーソニック YouTubeライブ配信(8/16〜18) https://www.youtube.com/user/summersonic

・日本における非正規移民の長期・無期限収容を止めるための署名 http://chng.it/mnMgThTSkb

2019年7月 * ノーマルの気になるイベントリスト

JULY NORMAL's LIST


ノーマルの気になる催しものリスト

気になるイベントを勝手に並べてみました!

★=ノーマルスクリーン関連イベント

~7/3 (水) 「フィーバー・ルーム」アピチャッポン・ウィーラセタクン ◎東京芸術劇場プレイハウス https://fr2019.jfac.jp

7/2(火)〜 「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」 ◎東京国立近代美術館 https://www.momat.go.jp/am/exhibition/takahata-ten/

7/5(金) 映画『Girl ガール』 http://girl-movie.com/

7/5〜6 & 12〜15 第28回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~ ◎東京ウィメンズプラザホール ◎スパイラルホール https://rainbowreeltokyo.com/2019/program

〜7/6(土) エリック・スワーズ展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々」 ◎KEN NAKAHASHI Gallery https://kennakahashi.net/

7/6(土) 「フロールに捧げる3つのエクスキー」合田有紀/野村香子/辻本佳/シモーヌ深雪/山中透(DJ LaLa) ◎京都精華大学ギャラリーフロール http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/

7/6(土) デパートメントH ◎東京キネマ倶楽部 https://ameblo.jp/department-h/

7/6 & 7 映画『A.W.アピチャッポンの素顔』(ジェサップ監督)+『トロピカル・マラディ』(ウィーラセタクン監督) ◎東京都写真美術館 https://t.co/X4kfXxK6Hl

7/7(日) クィア・アニメーション201Q 上映+レクチャー! ◎東京藝術大学 横浜校地馬車道校舎 http://normalscreen.org/events/animation19

7/11 & 13 映画『湖の見知らぬ男』 ◎アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema1907111900/

7/12(金) 映画『トイ・ストーリー4』 https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

7/12〜27 佐藤雅晴 I touch Dream ◎KEN NAKAHASHI Gallery https://kennakahashi.net/ja/exhibitions/i-touch-dream

7/12〜15 TOKYO ART BOOK FAIR 2019 ◎東京都現代美術館 https://tokyoartbookfair.com/

7/13 & 14 映画『サード』 ◎川崎市市民ミュージアム https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/17306/

7/13〜26 テレビ映画「ベルリン・アレクサンダー広場」 ◎UPLINK吉祥寺 https://joji.uplink.co.jp/movie/2019/2694

7/13(土) I Am トランス★カフェ ◎コミュニティセンターakta http://akta.jp/

7/13(土) "LOVERS 59" Teiji Lovers Birthday Bash (THE OK GIRLS/ DJ LALA/ 南琢也 (softpad)/ BuBu de la Madeleine) ◎京都・メトロ https://www.metro.ne.jp/single-post/190713a

7/27(土)〜 映画『モンスターズ 悪魔の復讐』(カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019) http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2019/

7/13〜8/10 サイモン・フジワラ「The Antoinette Effect」 ◎TARONASU http://www.taronasugallery.com/exhibition/current/

7/15(月) エンパクに虹をかける - LGBTQ入門 ◎早稲田大学 小野記念講堂 http://www.waseda.jp/enpaku/ex/8805/

7/15(月) 『クィア・ジャパン』日本初上映 ◎スパイラルホール https://rainbowreeltokyo.com/2019/program/queer_japan

7/20(土) 赤道上のメイド・イン・タイワン 蔡明亮監督の映像芸術 ◎台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター https://jp.taiwan.culture.tw

7/20(土)〜 没後10周年記念 ヤスミン・アフマド特集 ◎シアター・イメージフォーラム http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/2524/

7/21(日) 参議院選挙 https://bit.ly/2xWSUUy

7/21(日) シンポジウム・祝賀資本主義とオリンピック ◎早稲田大学16号館106号室 https://tmblr.co/ZVXF2t2jBL0fZ

7/24(水) ジャネール・モネイ公演 ◎ZEPP DiverCity Tokyo https://smash-jpn.com/live/?id=3159

7/27(土) 「Ini Scene Kami Juga (このシーンはわたしたちのものでもある)」上映会 ◎新宿IRA http://ira.tokyo/event/4894/

7/27(土) 夢見るコリア・アニメーション2019 ◎シネ・リーブル池袋 http://yumekori.jp/

7/27〜8/2  イ・チャンドン監督特集 ◎早稲田松竹 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/1578

6/8(土)~ 世界報道写真展2019 ◎東京都写真美術館 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3437.html

© David Delafuente クィア・アニメーション201Q 上映+レクチャー!

© David Delafuente クィア・アニメーション201Q 上映+レクチャー!

© Caori Murata クィア・アニメーション201Q 上映+レクチャー!

© Caori Murata クィア・アニメーション201Q 上映+レクチャー!

その頃、インターネットでは...

・『知られざる結末、アクティヴィストの蜂起』全編 日本語字幕付き公開開始! http://normalscreen.org/events/dwa2018

・「セックスワーク・スタディーズ---当事者視点で考える性と労働」本 電子版発売開始 https://t.co/wEioTXwivY

・『ある女流作家の罪と罰』(Can You Ever Forgive Me?)映画 デジタル配信 http://www.foxmovies-jp.com/canyoueverforgiveme/

・『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』ドラマ on Netflixなど https://www.star-ch.jp/drama/american-crime-story/

・『メリーアンシングルトンの物語』(Armistead Maupin's Tales of the City) ドラマ on Netflix https://www.netflix.com/jp/title/80211563

・『The Miseducation of Cameron Post』翻訳出版のためのクラウドファンディング https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/2833

・『HIStory3圏套けんとう~ラブ・トラップ』台湾BLウェブドラマ on ビデオマーケット、Rakuten TV https://tv.rakuten.co.jp/special/history3/

・『Aziz Ansari: Right Now』コメディ on Netflix https://www.youtube.com/watch?v=LJqhSipUuzw

2019年6月*ノーマルの気になる催しものリスト

JUNE * NORMAL's LIST

東京を中心にノーマルスクリーンの今月気になるイベントなどをまとめました!
今月は映画情報多めですが、ストーンウォールの反乱/蜂起から50年ということでプライド関連イベントもありますね。

もし間違いなどがある場合はEメールやツイッターのDMで優しく教えてください。
★=ノーマルスクリーン関連イベント

6/1(土) 映画『リバース・ポラリティ』東京ろう映画祭 ◎渋谷・ユーロライブ​ https://www.tdf.tokyo/lineup2019

6/1(土)〜6/7(金) 映画『ビール・ストリートの恋人たち』『私はあなたのニグロではない』+特別レイトショー『ROMA/ローマ』 ◎早稲田松竹映画劇場 http://wasedashochiku.co.jp/archives/schedule/1212

6/2(日) 鯉川なつえ x 野中モモ「スポーツ⇄ジェンダーを見つめよう」 ◎Readin’Writin’ BOOKSTORE https://bit.ly/2VK8M6a

6/2(日) Not Alone Cafe トーク:ジョン・ナファン ◎Dragon Men https://notalonecafe.com/about

6/3(月) 映画『氷上の王、ジョン・カリー』上映+トーク:カナイフユキ、鈴木みのり、平岩壮悟 ◎アップリンク渋谷 https://shibuya.uplink.co.jp/movie/2019/54025

6/6(木) 映画『クイーン・オブ・アイルランド』 ◎京橋・国立映画アーカイブ https://eufilmdays.jp/lineup/entry-23.html

6/7(金)〜13(木) 映画『ガーデンアパート』石原海(UMMMI.) レイトショー ◎テアトル新宿 https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/movie/0572700.html

6/7(金) エリック・スワーズ展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々」 ◎KEN NAKAHASHI Gallery https://kennakahashi.net/

6/8(土) 映画『太陽の糸』 ◎川崎市市民ミュージアム https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/17306/

6/8(土) シンポジウム:学問の自由とジェンダー研究 ◎ICUダイアログハウス https://www.facebook.com/events/466189257458145/

6/8(土) 映画『Happy Birthday Marsha!』上映+畑野とまとレクチャー ◎台東区・Purx https://purxinfo.tumblr.com/

6/9(日) akta 2018年度 活動報告会 ◎コミュニティセンターakta http://akta.jp/information/1890/

6/11(火) 映画『氷上の王、ジョン・カリー』公開記念 ジョニー・ウィアー登壇 ◎新宿ピカデリー https://www.uplink.co.jp/iceking/

6/14(金) パーティ「ワイフ」 ◎青山 蜂/ Aoyama Hachi https://www.facebook.com/events/375043629884506

6/14(金)〜 7/12(金) ヒューマンライツ&リブ博物館〜アートスケープ資料が語るハストリーズ ◎京都精華大学ギャラリーフロール http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2019/0614mhrl/index.php

6/16(日) 第54回 Living Together のど自慢 ◎スナック九州男 http://akta.jp/nodojiman/1904/

6/16(日) 映画『セノーテ』世界プレミア、小田香トーク ◎愛知芸術文化センター https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000094.html

6/22(土) トーク「ウーマンズダイアリーってなんだったんだろうミーティング」 城田亮介、鈴木洋子、塚本まこと、山元彩乃、あかたちかこ ◎京都精華大学iC-Cube http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2019/0614mhrl/index.php

6/23(日) 映画『アウトフィチュメンタリー』 ◎静岡県三島・CRY IN PUBLIC http://normalscreen.org/events/outfitumentary

6/27(木)〜7/7(日) 舞台『プラータナー:憑依のポートレート』ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×塚原悠也  ◎東京芸術劇場 シアターイースト https://jfac.jp/culture/events/e-asia2019-pratthana/

6/28(金)& 29(土) RED ROOM “Bon Voyage!” ◎YCC ヨコハマ創造都市センター https://yokohamacc.org/redroom/

6/29(土) 映画『メジャーさん!』 ◎東京ウィメンズプラザ 視聴覚室 https://stonewall.peatix.com/

6/29(土) 『Over』創刊記念トークイベント:鈴木賢×小倉東 a.k.aマーガレット ◎明治大学駿河台校舎 リバティータワー3階 https://peatix.com/event/699187

6/29(土) 映画『愛と法』 ◎あいパル 上戸田地域交流センター(戸田市) ◎Antenna books & cafe ココシバ(川口市) https://todapi.info/life/aitohou/

〜6/29(土) アキラ・ザ・ハスラー + チョン・ユギョン「パレードへようこそ」展 ◎OTA FINE ARTS http://www.otafinearts.com/jp/exhibitions/2019/post_125/

〜9/1(日) スペインの現代写実絵画―MEAM ◎千葉市・ホキ美術館 https://www.hoki-museum.jp

6/30 (日)~7/3 (水) 「フィーバー・ルーム」アピチャッポン・ウィーラセタクン ◎東京芸術劇場プレイハウス https://fr2019.jfac.jp

その頃、インターネットでは...

・『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』(The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story) ドラマ Netflixでも配信 https://www.youtube.com/watch?v=ga7BnG0n98A

・エス・デブリン TED Talk https://www.ted.com/talks/es_devlin_mind_blowing_stage_sculptures_that_fuse_music_and_technology

・『メリーアンシングルトンの物語』(Armistead Maupin's Tales of the City) ドラマ on Netflix https://www.youtube.com/watch?v=R63GxIGAaZw

・『The Miseducation of Cameron Post』翻訳出版のためのクラウドファンディング https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/2833

・『ある女流作家の罪と罰』(Can You Ever Forgive Me?)映画 デジタル配信 http://www.foxmovies-jp.com/canyoueverforgiveme/

2019年5月*ノーマルの気になる催しものリスト

May in Tokyo

NORMAL's LIST
東京を中心にノーマルスクリーンの今月気になるイベントなどをまとめました!
情報を追加することもあります。
間違いなどがある場合はEメールやツイッターのDMで優しく教えてくれると嬉しいです。

5/1(水) LGBT×貧困→ ハウジングファースト2019 ~虹色ハウスの実践報告~ ◎なかのZEROホール西館3F https://lgbthf.tokyo/2019/04/05/246/

5/1(水) 畑野とまと「知らなければいけない ゲイプライドの原点!」 ◎高円寺pundit' http://pundit.jp/events/4080/

5/2(木) ワークショップ「トランスジェンダーとHIV/エイズ」 ◎新宿区戸塚地域センター5F  https://ptokyo.org/news/10886

5/2(木) トーク「世界は日本をどう見てる?まきむぅとともに学ぶLGBT」 ◎AiSOTOPE LOUNGE https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01iy80106frgi.html

5/3(金) 映画『林こずえの業』+蔦哲一朗トーク+燻製パーティー ◎渋谷ターンテーブル https://bit.ly/2Phsg0i

5/3(金)〜9(木) 菅野恒平 写真展「Sunset Studies」 ◎南青山 Sundries http://www.sundries-antiques.com/

~5/6(月) 志賀理江子「ヒューマン・スプリング」展 ◎東京都写真美術館 https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3100.html

5/6(月) 19時からHIV検査キット無料配布 ◎Community center akta https://hivcheck.jp/

5/9(木) 映画『青春神話』『愛情萬歳』(台湾巨匠傑作選2019) ◎新宿 K's Cinema http://www.ks-cinema.com/movie/taiwan-kyosho2019/

5/9(木)〜29(水) ガビィ・メッシーナ写真展「グレイトウーマン」(Grandes Mujeres) ◎インスティトゥト・セルバンテス東京 https://gaby-messina.peatix.com/

5/10(金) 映画『藍色夏恋』(台湾巨匠傑作選2019) ◎新宿 K's Cinema http://www.ks-cinema.com/movie/taiwan-kyosho2019/

5/10(金) 映画『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』 ◎シアター・イメージフォーラム https://sunpoday.com

5/11(土) #FREEUSHIKU vol.2「ここにいるすべてのひと、ここにくるすべてのひと」新入管法/収容所/移民の権利 ◎渋谷 LOFT9 https://freeushikuweb.jimdofree.com/

5/13(月) TVドラマ『POSE』 ◎FOXチャンネル https://tv.foxjapan.com/fox/program/index/prgm_id/21709

5/17(金)〜 映画『コレット』 ◎TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて https://colette-movie.jp/

5/18(土) 「Neoplasia2」 Hirakish / Minchanbaby / ALMA / DJ HONEYPANTS / 1-DRINK / speedy lee genesis ◎WWWβ https://www-shibuya.jp/schedule/011102.php

5/23(木) 京極朋彦/永田桃子 ソロダンス ダブルビル公演 ◎祖師ヶ谷大蔵 カフェ ムリウイ https://kyo59nagata.peatix.com/

5/23(木)〜31(金) 3日連続トーク「韓国で見つけた、アートブックとZINEの世界」 ◎ポポタム http://popotame.net/?p=2550

5/24(金) 山本芙由美「アジアのろうLGBTQ支援を考える ~フィリピンでの活動調査でみえたこと~」 ◎国際交流基金 本部2階 https://jfac.jp/culture/events/e-grant-and-fellowship-fellow-seminar-2019-1/

〜5/26(日) 六本木クロッシング2019展:つないでみる ◎森美術館 https://www.mori.art.museum/

〜6/29(土)  アキラ・ザ・ハスラー + チョン・ユギョン「パレードへようこそ」展 ◎OTA FINE ARTS http://www.otafinearts.com/jp/exhibitions/2019/post_125/

© Kohey Kanno 菅野恒平「Sunset Studies」

© Kohey Kanno 菅野恒平「Sunset Studies」

 


その頃、インターネットでは、、、
ユーリー・ノルシュテイン傑作選 「25日・最初の日」on 無料動画GYAO! https://gyao.yahoo.co.jp/player/00569/v08711/v0828500000000528373/
・ポッドキャストミュージカル『Anthem: Homunculus』 https://luminarypodcasts.com/listen/john-cameron-mitchell-and-bryan-weller-topic/anthem-homunculus-luminary-exclusive/
・『The Miseducation of Cameron Post』翻訳出版のためのクラウドファンディング https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/2833
・『レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-』(Knock Down The House) ドキュメンタリー on Netflix https://youtu.be/_wGZc8ZjFY4
・『僕の家族のすべて』(All In My Family)ドキュメンタリー on Netflix https://youtu.be/lXiSr8I39fM
・『ボクらを見る目』(When They See Us)ドラマ on Netflix https://youtu.be/YyoSErErnCE

2019年4月*ノーマルの気になる催しものリスト

APRIL
2019年4月
気になるイベントを勝手に並べてみました!
ノーマルスクリーン初めての1週間上映もあるよ!

★=ノーマルスクリーン関連イベント

4/1(月) 〜7(日) 「Love Bucks」ミランダ・ジュライ ◎TOKYO ART BOOK FAIR / Ginza Sony Park  https://www.ginzasonypark.jp/program/010/

~4/5(金) 『偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選』レイトショー ◎池袋・シネマロサ https://shoji.themedia.jp/

4/5(金) カナイフユキ×少年アヤ×野中モモ トークイベント ◎下北沢 B&B http://bookandbeer.com/event/20190405/

4/6(土)~4/19(金) クリス・マルケル特集 2019<永遠の記憶> ◎渋谷ユーロスペース http://www.pan-dora.co.jp/ChrisMarker/

4/8(月)HIVチェック(検査キット無料配布) ◎Community center akta http://akta.jp/information/1141/

〜4/27(土)「Sing」 海老原靖 展 ◎新宿三丁目 KEN NAKAHASHI https://kennakahashi.net/

4/12(金) fancyHIM Shibuya Takeover -Juliana Huxtable, MikeQ, HUNGRY, DJ POIPOI, PELI ◎渋谷 Contact https://www.redbull.com/jp-ja/music/events/fancyhim-shibuya-takeover

4/12(金)〜 映画『荒野にて』 ◎ヒューマントラストシネマ渋谷他 全国順次ロードショー https://gaga.ne.jp/kouya/

4/13(土)〜19(金) ★映画『アウトフィチュメンタリー』日本初上映 ◎シアター・イメージフォーラム http://normalscreen.org/

4/14(日) Hand in Hand 2019 Tokyo アジア・レインボー合唱フェスティバル ◎なかのZERO大ホール https://www.hih2019tokyo.org/

4/19(金) 映画『ある少年の告白』 ◎TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー http://www.boy-erased.jp/

4/20(土) 映画『ソヴァージュ』 ◎アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema1904201215/

4/28(日)& 29(月) 東京レインボープライド ◎代々木公園 https://tokyorainbowpride.com/

© K8 Hardy OUTFITUMENTARY

© K8 Hardy OUTFITUMENTARY

2019年2月*ノーマルの気になる催しものリスト

* NORMAL's LIST *

東京を中心にノーマルスクリーンの今月気になるイベントなどをまとめました!情報を追加することもあります。
間違いなどがある場合はEメールやツイッターのDMで優しく教えてくれると嬉しいです。
★=ノーマルスクリーン関連イベント

2019 February

1/26〜 映画『チャンブラにて』 ◎新宿武蔵野館 http://ciambra.musashino-k.jp/

1/31(木)~ 2/17(日)映像展示:飯名尚人・溝端俊夫『大野一雄について・日常を巡るインタビュー・ドキュメンタリー・フィクション』◎横浜赤レンガ倉庫1 号館 http://www.dance-media.com/videodance/zokei/

2/1(金)~3/3(日) ケネス・アンガー「アイコニック・メモリ展」(金・土・日 開館) ◎恵比寿・スクールデレック芸術社会学研究所 https://www.sgurrdearg.com/exhibitions/kenneth-anger-iconic-memory/

2/1(金)~2/13(水) 金子國義 展 ◎渋谷 Bunkamura Box Gallery http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/box_190201kaneko.html

2/1(金)~2/14(木)映画『13回の新月のある年に』&『第三世代』 ◎アップリンク吉祥寺 http://www.ivc-tokyo.co.jp/fass2018/

2/2(土)〜 映画『ゴッズ・オウン・カントリー』 ◎シネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他 http://finefilms.co.jp/godsowncountry/

2/4(月)〜2/18(月) 『ESCAPE』刊行記念 箕輪麻紀子原画展 ◎青山ブックセンター本店 http://www.aoyamabc.jp/fair/escape/

2/7〜9(土) 生産性・愛・身体 ICUモダンダンス部 at TPAM ◎国際基督教大学 ディッフェンドルファー記念館 https://www.tpam.or.jp/program/2019/?program=productivity-love-body

2/8(金)~2/24(日) 第11回恵比寿映像祭「トランスポジション 変わる術」 〈12(火)、18(月)休館〉Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions https://www.yebizo.com/jp/information/

2/10(日)& 11(月) ワークショップ:川口隆夫|ボディ・スカルプチャ・ワークショップ「大野一雄について」&上映「ラ・アルヘンチーナ頌」◎横浜赤レンガ倉庫1 号館 http://www.dance-media.com/videodance/zokei/yokohama.html

2/12(火)テーブルカンファレンス「映像と身体、そして教育」パネリスト:砂連尾理、砂山典子、吉開菜央、川口隆夫、飯名尚人 ◎横浜赤レンガ倉庫1号館 http://www.dance-media.com/videodance/zokei/yokohama.html

2/13(水)バリー・ジェンキンス登壇&上映『ビール・ストリートの恋人たち』 ◎TOHOシネマズ シャンテ https://longride.jp/bealestreet/event.html

2/13(水) 短編映画『Just Be Gemma』 上映&ディスカッション ◎カナダ大使館 http://rainbowreeltokyo.com/2018/just_be_gemma

2/15(金) 不産主義 テーリ・テムリッツ at TPAM ◎KAAT神奈川芸術劇場 https://www.tpam.or.jp/program/2019/?program=deproduction

2/15(金)〜 佐藤雅晴「死神先生」◎新宿三丁目KEN NAKAHASHI Gallery https://kennakahashi.net

2/15(金)〜 映画『女王陛下のお気に入り』 ◎全国ロードショー http://www.foxmovies-jp.com/Joouheika/

2/15(金)〜 映画『盆唄』 ◎テアトル新宿 http://bitters.co.jp/bon-uta/

2/16(土)★ 短編映画『老ナルキソス』上映&レイチェル・ダムールのドラァグショー ◎下北沢Darwin Room https://t.co/SdRwodYrTC

2/16(土)~2/18(月) ケニス・アンガー『マジック・ランタン・サイクル』(レイトショー) ◎早稲田松竹映画劇場 http://wasedashochiku.co.jp/

2/18(月) 毎週月曜日19時より、匿名 無料HIV check ◎新宿二丁目コミュニティセンターakta http://akta.jp/information/1141/

2/22(金)〜24(日) オペラ『金閣寺』◎東京文化会館 大ホール http://www.nikikai.net/lineup/kinkakuji2019/index.html

2/22(金)〜3/4(月)『水谷千重子50周年記念公演』 ◎明治座 https://www.meijiza.co.jp/news/20180605/

2/22(金)〜 映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』 ◎新宿ピカデリーほか http://saturday-church.com/

2/23(土)★ドキュメンタリー映画『怒りを力にーACT UPの歴史』上映&牧村朝子、マーガレット、秋田祥トーク ◎下北沢Darwin Room https://t.co/SdRwodYrTC

2/23 & 24(日)LOURAN ジュエリー展示・受注会 ◎渋谷 OZスペース

2/26(火)「散歩19」出演:AD再騰二三夫、キュア尿道院、根岸卓平 ◎高円寺 円盤 http://enbannews.blogspot.com/

大野一雄の記録映像「ラ・アルヘンチーナ頌」(www.dance-media.com/videodance/zokei/yokohama.html)

大野一雄の記録映像「ラ・アルヘンチーナ頌」(www.dance-media.com/videodance/zokei/yokohama.html)

東京エリア以外

2/7(木)〜3/3(日) 「have a nice day , sex worker 番外編 オプション無料展」(期間中 木・金・土・日 開館) ◎大阪・コミュニティセンターdista https://dista.osaka/event/event.php?id=395

2/8(金) ★「バスキアとアーサー・ラッセルの時代 1970年代後半から80年代のロウアー・マンハッタン」 ◎京都・誠光社 http://www.seikosha-books.com/event/4240

2/11(月)映画『虹色の朝が来るまで』上映 ◎徳島市ふれあい健康館 https://www.topics.or.jp/articles/-/157118

2/12(火)『鉱 ARAGANE』上映&小田香舞台挨拶 ◎大阪・シネ・ヌーヴォ https://www.zisedai-eiga.com/line-up?lightbox=dataItem-iggdr0pv

2/16(土)~3/17(日) Yotta「ヨタの鬼セレブレーション展」 ◎ロームシアター京都 http://culture-project.kyoto/event/organize/detail/34

2/17(日)大須にじいろ映画祭2019 ◎名古屋市・大須演芸場 http://osurainbowfilmfestival.org/

ワイルド コンビネーション:マット ウルフ監督インタビュー

ノーマルスクリーンでは2015年に初めての上映としてマットウルフ監督の長編デビュー作『ワイルドコンビネーション:アーサーラッセルの肖像』(2008)を東京渋谷のアップリンクで上映しました。2018年11月、この作品の発表から10周年を記念し、日本でもDVDが発売されました。この機会にここに2008年に行われた監督のインタビューの翻訳版を公開します。映画とあわせてお楽しみください。

ちなみに、ウルフ監督の新作は、テレビニュースを亡くなるまでの30年にわたり毎日24時間録画し続けた女性マリオン・ストークスのビデオをもとに制作された『Recorder: The Marion Stokes Project』。編集は出口景子さん、音楽はオーウェン・パレットという注目作です。

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Interview with Matt Wolf (2008)

映画では複雑な人物として描かれているアーサー・ラッセルですが、彼について世間が誤解していることや大げさに言われていることはありますか?
死んだ後に認識される文化的人物の「忘れられた天才」という画家の神話のような話はたくさんあります。アーサーを天才とか名もなき伝説のようにレーベルする必要があるのかわかりません。この映画の伝記的な部分から、なぜ彼がまわりの仲間のように有名にならなかったのかが少し分かると思います。ライターで音楽家のデイヴィッド・トゥープがこう言っています「彼は明らかに成功したかった、でも彼にはエンターテイメント業界でやっていける要素がほとんどなかった」 アーサーにはチャンスもあり、挑戦もした、でも様々な理由があり名声とまではいかなかったのです。でも彼はつねに明日をみていた、だから彼の音楽には未来的なものがあるのです。数十年後にファンができたことが僕には理解できます。

関係者へのインタビューや資料映像を掘りおこした後、アーサーについての印象は変わりましたか?
もちろんです。もうこの世に存在しない人物をテーマに映画を制作することは面白い経験でした。今はアーサーについての話を聞き、彼をよく知っているような、深い共感のようなものを感じます。でも同時に、アーサーがこの映画についてどう思うか、彼をちゃんと描写しているか、彼にとってもフェアな内容か、という心配のようなものもあります。彼には会ったこともないのに、まるで彼のことを知っていたかのようです。

制作についてお聞きします。アーサーのファンはつねに彼の資料、特にビデオが少ないと感じているようですが、どうやってこれらの資料を見つけたのですか?
制作の序盤で、僕は長編は無理だと思っていました。なぜならアーサーを蘇らせるほどのビジュアルが残っていなかったからです。それが結果的には制作課題となり、クリエイティブでユニークな方法でアーサーと彼の音楽を表現することになりました。俳優を使い、とうもろこし畑や(NYの)ステタン島行きのフェリー、ウェストサイドなど彼を喚起させるミステリアスな数ショットをビデオとスーパー8で撮影しました。ほとんどフェイクの資料映像です。他にアーサーの人生にまつわる部屋や物をドラマチックに撮影しました。アーカイブ資料の少なさが、面白いビジュアル表現を助長したんだと思います。アーカイブのリサーチとは宝探しのようなもので、幸運にも素晴らしい発見があった。アーサーが何時間もカメラに向かって話している映像は全くなかったけど、資料の少なさが、僕らがしたことをより特別なものにしたと思います。

アーサーの両親についてはどうですか? オスカルーサが彼に与えた影響を感じられましたか?
両親のチャックとエミリーには刺激をもらいました。二人は子供のころに出会い、それ以来ずっとアイオワのオスカルーサに住んでいます。チャックは特に個性的で、映画でも分かると思いますが、笑いの間も最高です。でも2人とも大らかで知的で、インスピレーションがあります。彼らの影響はアーサーにもあったはずです。アイオワの広大な景色と象徴的な光景、特にとうもろこし畑には多大な繋がりを感じていたはずです。チャックが撮ったアーサーがとうもろこし畑にいる写真やトラックと写っている写真が映画にも登場します。

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映画では音楽に合わせ、アーティスティックな映像表現があり、こどもの遊びを直接的、また間接的にイメージさせる場面もありますが、アーサーの何からこれらのニュートラルな表現へと至ったのでしょうか?
気付いてくれてありがとうございます。こういう子供のような経験と遊びを織り交ぜることに努力しました。僕がアーサーと彼の音楽に繋がりを感じるとても大きな理由でもありますが、それは彼がこだわった幼少期の元気さと前向きさと喜びなんです。たまに彼は子供のような声を出し、子供の純朴さと単純さを表現し、またある時はそのことについて直接的に歌います。「こどもたちよ!大人はみんなバカだよな!」と。実際彼は、大人はバカだ!と信じていたのでは、と思います。

アーサーはなぜ曲を完成させることができなかったと思いますか? 完璧主義の苦しみ、というだけだったのでしょうか?
彼の苦しみは分かります。僕もこの映画を完成させるのは辛かった。でも時間が迫っていました。何もないところから何かを作ると可能性も無限大です。そこでうまくやっていくには作る過程に集中することかもしれない。アーサーは深く念入りに過程と向き合っていた。もちろんノイローゼや自己嫌悪に落ちいったりもします。でも彼は音楽を作ることを愛していたんだと思います。完成させることが全てではなかったのです。

監督は過去の作品でもゲイのアイデンティティやアメリカにおけるゲイの経験ついて制作をしています。 アーサーにとって同性愛者というのは複雑な彼の一面にすぎませんが、この映画とあなたの映画監督としての大きなテーマとの関連性はありますか?
『ワイルドコンビネーション』がクィア映画として観てもらえるといいですね。僕が彼に感じる大きな関連要素は彼がゲイであったということで、僕はトム・リーとアーサーのラブ・ストーリーを映画の中心にしました。一方、この映画はゲイカルチャーについてではありません。アーサーとトムはそこまでゲイコミュニティやカルチャーと繋がっていなかったようです。でも、僕は映画監督として、ゲイの伝記やあの時代のゲイの文化人について関心があり、アーサーのストーリーが、その興味と関心の延長線上にあるのです。

なぜ彼の音楽と人物像は未だに、彼が生きていた時以上に人々を惹きつけているのでしょうか?
アーサーの音楽は熱く、とても個人的なものだと思います。歌い手を近く感じ、そして(少なくとも僕の)感情に響きます。計り知れないほどの美と、様々なものも詰まっています。人々は、それが理由で彼の音楽をもっと体験したいというだけではなく、より深い、または感覚レベルでの彼との繋がりを求めているのではないでしょうか。時代を問わないアートを評価するというのはありがちですが、彼の作品はそうなのです。どこでもいつでも聞ける、でもそれらが生まれたのはディスコ、前衛音楽、CBGBが生まれた伝説的な時代というのもとても興味深い。人々が今後もアーサーの音楽を発見し続けるといいですね。

Translation: Sho Akita
2008年: Oscilloscope Laboratories公式資料より

日本版DVDはTANG DENG Co.より発売中!

価格:税込 4,320円(本体4,000円+税)
品番:TANGD011
仕様:カラー/片面2層/MPEG-2/英語(ドルビーデジタルステレオ)/16:9/日本語字幕/リージョン・オール

特典映像等:
・マット・ウルフ監督によるオーディオ・コメンタリー(英語)
・アーサー・ラッセルによるパフォーマンス
・アーサー・ラッセルの葬儀でのアレン・ギンズバーグによるマントラ詠唱
・アーサー・ラッセルが両親へ宛てたテープ・レター(対訳付き)
・イェンス・レークマン、ヴェリティ・サスマン(Electrelane)、ジョエル・ギブ(The Hidden Cameras)、アーサーズ・ランディングによるカバー・パフォーマンス

封入特典:スペシャル・ポストカード

お近くのレコード店で注文または以下のページから購入いただけます。
Sunny Boy Books
BEAMS RECORDS
disk union
HMV&BOOKS
amazon.co.jp
TOWER RECORDS

出版・販売:TANG DENG 株式会社

 

一切行苦。チェン・ティエンジュオの『忉利天』F/T17 中国特集 

舞台芸術の祭典・フェスティバル/トーキョー2017。今年は2014年から続くアジアシリーズで中国が特集された。しかも人気作家を呼ぶのではなく、注目の若手世代(ミレニアル世代)にフォーカスがおかれ、急速に変化する生活、アート、ポップカルチャーも中国から専門家を迎えたトークイベントやコンサートなどを通し紹介された。(例えば、『秋音之夜』と題されたライブイベントではNova Heartなどがパフォームし盛り上がった)

配布資料で、このプログラムのコーディネーターである小山ひとみさんは書いている。中国には「私たちの想像をはるかに超える「違い」が存在している」と。「『中国』というのは当然だけれど、一言では語れないということ。」

F/T17 でも、ジャンルを超えて多くの「違い」を詰め込んだような作品があった。「中国特集」を締めくくった注目のアーティスト、チェン・ティエンジュオさんの『忉利天(とうりてん)』だ。

彼のビデオになった作品を生でみることについて、 Mikikiの記事は「見たい。見たくない。… やっぱり見たいのだ。」と書いている。自分もまさにそういう感覚でチケットを購入した。

 

チェンは本作品で、構成・演出・美術を担当しているが、演劇というよりはパフォーマンスで、実際彼の活動はギャラリーや美術館から発展していったという。

劇場には大きなスピーカーと色々な種類の照明が吊るされ、ステージ上だけ大きなクラブのようでもある。最前列はビニールシートで覆われている…。ステージ前方には白塗りの男?神様? 手が蛇のようになっている。
開演してしばらくすると、下手には琵琶を弾いたり、音がなる人形を使う怖KAWAII風のひと。上手にはDJブース(!)が見える。背景には巨大なX Yという文字(ネオン風)が赤で煌煌としている。そこから徐々に音と光は大きくなり、三人の役者(ダンサー?)がそれぞれに動く。子供が観たら おねしょ確実のトラウマになりそうな世界が広がる。

忉利天とは、仏教の世界にある天界の1つで、欲界(本能的な欲望にあふれた世界)に属する六天の2つ目。三十三天とも呼ばれる、らしい。舞台上は、天国か。いや、自分には舞台上の世界はまるで、地獄からその状況を楽しんでいる3人を地上に引っ張ってきて、何かを再現しようとしているかのように見えた。

中盤、赤い粉で大きな体を真っ赤にしたユー・ハンさんが鎖に繋がれてもがくように下手の通路に降りてきたとき、観客は床をはっているその肉体を落ち着いた様子で座ったまま見下ろした。その瞬間、自分がサディスティックな気分になり驚いた。
その間も服が振動するほどの低音が大音量で鳴り響く。ドイツとかでダークでディープな音と言ったらこういう感じか? 体が勝手にうごく。心地よい。

65分ほどの上演後、出演者全員とチェン・ティエンジュオによる簡単なトークが通訳付きで行われた。チェンは作品には登場しなかった。白塗りをしていたベイオウさん、迫力の琵琶奏者は西原鶴真さん、澄んだ歌声も素晴らしかった大半の音楽担当はアイシャ・デヴィさん。西原さんはチャンとのコラボレーションについて聞かれ、日本語で、(今は)「アジアはなかなか力がないので。アートとか音楽も衰退しているとおもうので、やっぱりヨーロッパとか海外には負けているところがあるので」ネットで見たチェンの作品に衝撃を受けた、と随分と雑な発言をしていたのも気になった。

チェンからは、この作品は本来は2時間あったが、今回はその半分であり説明的なくだりなどを省略し、よりダンス(舞踊)パフォーマン的なものにしたと説明された。出演者も総勢25人を出したかったと発言があり、驚くと同時に納得できた。今回の公演は、どこか間延びしていると感じる部分があったことも否めなかったからだ。時折音楽の方が力をまし、踊る3人のパフォーマーが極端に小さく頼りないものに見える瞬間があった。しかし、もしかするとチェンは日本の観客が知っている、お経をよむ時間のようなものをイメージしていたかもしれない。または、終始座ったままで、ほとんど体を揺すりもしない観客に問題があったのかもしれない。

いずれにしろ、欧州での経験(インタビューで「衝撃だったよ!」と語っている)やインターネットを介した世界的な流行(ビデオにある音、ファッション、平べったい感じのCGや色、強調された“デジタル感”または“インターネット/ソーシャルメディア感”)をごくごくと飲み込み、身体に染み込んだ中国の生活感や学びえたチベット仏教を混ぜて吐き出すような表現(ポストモダン?)をする彼が、今後、げほげほっと吐き出し切ってからがより楽しみだと感じた。皮肉ではなく、このアーティストはそこで果てるのではなく、にやっとする姿が想像できるから。

 
上演後に撮影に協力してくれたチェン・ティエンジュオ。Tianzhuo Chen. Photo by Akari Yamaguchi for Normal Screen

上演後に撮影に協力してくれたチェン・ティエンジュオ。Tianzhuo Chen. Photo by Akari Yamaguchi for Normal Screen

 

F/T17 アジアシリーズ vol.4 中国特集 『忉利天(とうりてん)』
構成・演出・美術チェン・ティエンジュオ
2017年11月10日7:15PM開演
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)

愛と法とカメラと『Of Love and Law』ワールドプレミア

10月28日、ワールドプレミアでのアフタートーク。(Photo: Normal Screen)

10月28日、ワールドプレミアでのアフタートーク。(Photo: Normal Screen)

2017年10月25日から11月3日まで行われた第30回東京国際映画祭で10本ほどの作品を鑑賞した。そのなかでも、この映画祭でワールドプレミアされた注目のドキュメンタリー『Of Love and Law』は上映後にQ&Aを行った劇場のエナジーに特別なものを感じさせられた。特別なものを観たという観客の高揚感とその映画に出演していた人々と制作者の心地よい緊張感は、映画祭最終日の吉報を予感させた。この作品は上映された日本映画スプラッシュという部門の作品賞を受賞した。

2014年に大阪のラブホテルを主題にドキュメンタリーを発表した戸田ひかる監督が次の被写体にしたのは、大阪で法律事務所をもち、本の執筆もしている南 和行(カズ)さんと吉田昌史(フミ)さん。彼らを頼る、現代日本の幾つかのマイノリティやマイノリティになってしまった人々が登場する。

冒頭に映るのは東京レインボープライドが行われる代々木公園。大勢のひとで賑わうカップルの手元。監督がアプローチするも、「顔出しムリ」と多くの来場者が言う。それはアウトしていない人が多い、いや、彼らがアウトできない現状を示す。この流れでどのように、イギリスから来た撮影クルーが「日本での生きづらさ」を描くのかな、と思ったのもつかのま、スクリーンには愛らしいカズさんとフミさん夫夫が生き生きと働くすがた。それを支えるのは南さんの母親ヤヱさん。冗談を言いながら、彼らが関わる案件とそれに関わる人々が紹介される。例えば、戸籍をもたないために夢も追えない人々、わいせつ罪で逮捕されたアーティストろくでなし子さんとそれを支えるチーム、国家斉唱での起立を拒否した先生など。カメラはそれぞれの職場や家庭に入り、被写体は裁判所では見せない顔を覗かせるため、ニュースの裏側を見るような面白さもある。

物心ついた頃には周りとの違いや不便を感じながら育ったカズさんとフミさん、そして戸籍のない人々はその状況に適応しながら生活を送っている。一方、同時に紹介される「君が代」のために起立を拒否する先生や ろくでなし子さんは表現について強い意識と意志を持っている。前者の先生は、自分のような人たちがすごい速さでマイノリティになっている、と危機感をつのらせる。自分の言動が抑圧される。自分の存在が消されてしまう。持っていないといけない緊張感がそこにはある。一方、主人公のカズさんとフミさんの私生活からはそういったものは見受けられない。もちろん彼らも自分たちのやりたいこと(手をつなぐ、結婚式など)をやり、助けが必要なひとの力になることで、意志表明や大勢に抵抗をしている。でも、穏やかな彼らの私生活だけでは映画は物足りないものになっていたと思う。

原一男監督の最新作や佐藤真監督作品の編集も手がけた秦岳志さんの編集も巧みで、多くのエピソードをカバーしながらも観客が混乱しないように構成されている。カメラは人々の魅力が伝わる表情を逃さない。映画は彼らが真剣に司法に立ち向かう姿や堅苦しい日本社会の側面を捉えつつ、ユーモアをわすれない人々の笑いを織り込みながら進行する。それは大阪の人が相手や場を想ってしょうもない冗談をいうときの優しさに似ている気がした。そして理不尽なおもいや悔しい思いをくりかえしながらも、国や権力に立ち向かう彼らの原動力が何なのかがみえてくる。登場人物が多く語られる問題も多いため、それぞれの問題や苦悩の深さや複雑さを掘り下げることはここではできない。でも映画はそもそもその問題を語ろうとしているのではない。そういう境遇のなかで生きる人々が強くいられる理由のようなものを映しだそうとし、それに成功している。

終盤、それぞれの問題が少しずつ解決し、映し出される淀川がすがすがしく見える。同時に、カズさんが救えなかったという自殺したゲイの若者の姿を、影をおもう。私たちが救えなかったゲイの若者。

裁判官も落ちたもんやなぁ!といったようなことをカズさんが言い、マイノリティに寄り添えない現代の司法を嘆くシーンがある。この作品は、そういう今だからこそ必要な映画なのかもしれない。『Of Love and Law』は私たちの「日常」を通し、日本に住む人々それぞれが「普通」を問うきっかけを作ってくれる。それぞれが自分の価値観を問えば何かが変わるかもしれない、そんなことを思わせてくれる映画である。

 
向かって右から - 戸田ひかる監督、プロデューサーのエルハム・シャケリファー、編集+プロデューサーの秦 岳志さん、撮影監督ジェイソン・ブルックス、出演の南 和行さん、吉田昌史さん(Photo: Normal Screen)

向かって右から - 戸田ひかる監督、プロデューサーのエルハム・シャケリファー、編集+プロデューサーの秦 岳志さん、撮影監督ジェイソン・ブルックス、出演の南 和行さん、吉田昌史さん(Photo: Normal Screen)

観客の質問に答える南 ヤエさん(Photo: Normal Screen)

観客の質問に答える南 ヤエさん(Photo: Normal Screen)

Of Love and Law』は配給会社・東風により2018年に劇場公開が決定しています!